Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

その腕のなかで永遠に

その腕のなかで永遠に (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション(ロマンス・コレクション))
その腕のなかで永遠に (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション(ロマンス・コレクション))
二見書房

最近のロマンス小説は美男美女が古い時代の古城みたいなとこで
出会うなり好きになりセックスしそうで寸止め…の繰り返しの
単純な話ではもう飽きられているのか、ヒロインはド貧乏、
ヒーローは金はあるけど基地外設定が多い。
こちらもヒロインは過去にヒーローに殺されそうになったのに
魅かれるというなんともはや…
というより、ヒーロー初めと終わりでは性格が違う?ってぐらい
人物像に差がありすぎて。
あと、なぜか場面が変わる度に違和感と言うか意味がわかりにくい
文章になっており「??」の連続で一気読みするにはかなりの
努力が必要だった。
昔読んだようなもっと単純な話の方がこの手の小説を楽しみやすかったのに
なあ…と言う気がする。
こ難しいことをえらそうに言い放つ勝気なヒロイン像もある意味、今の女性その物
過ぎてそっち方が現実感を増すので楽しめない。
そういえばこの小説は現代ものなのになぜかどこか過去の舞台のような錯覚が
起こってそう言った意味でも話に集中できなかった。