Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

黄昏に待つ君を

黄昏に待つ君を (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション チ 5-3)
黄昏に待つ君を (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション チ 5-3)
二見書房

関係性でいえば「ロミオとジュリエット」な男女が何とか試練を乗り越えて
ゴールインする話。
現代に置き換えると「やり手の女実業家とヒモに近い存在になる可能性が大!な男」の
話。
女は31歳と1817年設定にしては超高齢!ヒロイン設定。
(伏線として意味がありますが)
男は29歳にして傷痍退役軍人のなれの果てに加えて何の財産も無いただ名誉と家系だけが立派な「貴族の三男坊」。
すったもんだで最終的には結婚まで最後の最後までもめにもめて
(それまでの会話で色々あったことをここで一気に伏線回収!的な)
結婚するけれど、個人的にはヒーローが記憶を失うほどの過酷な体験だった
戦争時代のエピソードも知りたかったし、ヒロインが男に惚れたのって
当初は見かけだけ???
「ここが男らしくて惚れた!!!」っていうエピソードあったっけ????
田舎には男が生息していないからここぞとばかりに男狩りした野心家の女にしか
思えないことも無く…