Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

「また、必ず会おう」と誰もが言った。 喜多川泰

「また、必ず会おう」と誰もが言った。
「また、必ず会おう」と誰もが言った。
サンマーク出版

まあ題名からして「くさいな…」と言うか一種の「時代」を感じさせる出来です。
むしろ自分が高校生や20歳前後の時にこの手の本がよくあったような…
とデジャブ的な気持ちになります。
ぶった切ってあらすじを言うとある一定の年齢=40代から若い世代に
人生訓を述べているような内容。
主人公は高2の男子。
ある小さな(?)嘘からネズミーランドに「一人で行く」ことになり不運にも帰りの飛行機を逃した後、ヒッチハイクで大分まで戻る道中で出会う人との「縁」で成長していく…
まあ、くさすぎですね!!笑
う~~ん。確かに言っていることはわかるんだけど。
中高生がこれを読めば少しは目からうろこになる足しにはなるかも。
けれど、作者と同世代ぐらいの自分が読むと…


因みに大学生になってから国内でヒッチハイクをした次男によると
意外と乗せてくれるのはトラックの運ちゃんではなく一般の人だそうで。
画用紙に「~まで」と乗せてくれそうな人に向けて何時間も待つそうです。
「おもろいことしとるな」のノリで乗せてくれるそうです。
親としては後から聞くとドキドキもんですが、それでもまだ善意で乗せてくれる
人が今の日本にもいてくれる、と言うことは本当にうれしいことだなと思います。
次男にとってもこの主人公の様に「出会い」が「成長の元」になってくれることを
心から願います。