Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

運命の波に乗る魔法のクセ はづき虹映

運命の波にのる魔法のクセ(習慣)
運命の波にのる魔法のクセ(習慣)
きこ書房

33もの「魔法の習慣」が掲載されていますが、
さすがに転記出来ないので割愛。
読んでいるとなんか自分がいかに心を閉ざしていたのかわかる気がして、
ああもっと体を温めて甘いものを分け合ってにっこりと挨拶できるように
ならないとな、と。


因みに第一の魔法は「はきものをそろえる」ですが
これの理由が
「玄関の整理整頓」「風水的な「気」の入り口を整える為」的な事が浮かぶけれど、
ずばり!「自分を誉める為!」と言う説明になんか心が緩む気がした。
あ、そういうことなの…そういう理由なの…みたいな。


「はきものをそろえる」=「いいこと」ではなく、

「履物を揃える」=「自分を誉めるネタ作り」と捉え直すのです。

誰かの為ではなく、あくまで自分が自分を誉める為にやるのです。

「こんなことをする自分ってなんていいやつだろ~」と自画自賛し

自己陶酔するために「はきものをそろえる」のです。



なんかほっこりしませんか?ものすごく救われるというか。
こんな感じで33の数字の説明と共に「魔法」を教えて貰います。
ここでは「成功」と言う言葉でなく「成幸」と言う言葉が使われます。
他にも普通に使っている漢字の本当の意味=古来の使い方
などを知ることにより「ああ、そうか」と言う気づきができます。
この方の本によく出てくる神社の憑代として使われる「鏡」は
かがみの「が=我」をとれば「かみ=神」になるという
説明は本当に腑に落ちます。
神社には自分の心を自問しに行く場所。
決して「お願い」をしに行く場所ではない。
ひたすら「自分はどうしたい?」と問いかける場。
そして「意思表明」する場。
「俺は絶対海賊になる!!」じゃないけど、そうやって自分の
進むべき道を自分に宣言する場なのだということを思いだした。


いま、自分はどうしたい?
進むべき道を見つけて、そこに向かって突き進もう!
過去は過去。
もう戻らないのであれば同じ間違いは起こさない。
そう決めて後は進むしかない。そう思う。