淑女に見える気品のルール 加藤ゑみ子
- 淑女に見える気品のルール
- ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 本
以前発行された
- 気品のルール お嬢さま講座シリーズ
- ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 2014-02-07
- Kindle本
- 淑女のルール お嬢さま講座シリーズ
- ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 2014-02-07
- Kindle本
『気品のルールと淑女のルール』を合わせて加筆したものです。
古本屋で『気品のルール』を買って読んでいたので
「そうでした、そうでした」って感じで復習。すっかり忘れていました。
p52 自分の言葉に責任を持つ
言葉をいい加減に扱っていると考え方も外見も乱れてきます。
気品のある女性を目指すあなたなら、悪気があろうとなかろうと
無意識であろうとなかろうと、自分が発した言葉に責任を持ってください。
自分の意図で無く、相手がそれをどう受け止めたかに責任を持ってください。
一旦言ってしまった後は、何もかも責任が取れるわけではないことに気付けば迂闊さや、無意識、無自覚な言動を慎まざるを得なくなるでしょう。
p76 こだわりをもたない
食べ物であれ、物であれ、主義主張であれ、何かに
「こだわる」ことは決して悪い事ではありませんが、
気品とはまた別の事です。
(中略)
と言うわけで趣味やモノに関する「こだわり」も問題ですが
それ以上にこだわってはいけないものがあります。
それは自分のイメージ、自分の願望、そして自分の考えです。
私はこういう人、私の考え方はこう、と主義主張を貫くのは
一見賢く強そうに見えると思うかもしれませんが、
本当にかしこい人は頭が柔軟です。
自分の「こだわり」を強調する人はほとんどの場合、
よくよく見れば自分に自信が無くその自信の無さを隠すための
行為であることがわかります。
p90 顔見知りでなくても、黙礼
例えば自宅のマンションや習い事などの場で、
顔見知りに会釈するのは一般人のルール。
淑女はたとえ顔見知りでなくても、同じ立場の人とわかったら
会釈もしくは黙礼します。
それだけで相手も自分も気持ちよくなることを知っています。
ただし、場合によっては
話したことは無いけれど、同じ習い事に通っているような人に
会釈すると、かえって怪訝な顔をされることもあります。
そういう人に限って、知り合いとはことさら大きな声で、
なれなれしくおしゃべりをしたりします。
そういう「世界」もあります。
そういう「世界」には足を踏み入れないのが淑女です。
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