Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

マダムシック Paris snap

Madame Chic Paris Snap―大人のシックはパリにある
Madame Chic Paris Snap―大人のシックはパリにある
主婦の友社

巴里のお姉さま方だと「ハイヒールがキモ!」と言い切るだろうな、
と思っていた予想を反して巻頭登場のお姉さま方がフラットシューズ愛用!
とのことで「やっぱり年には…」と思っていたら数名を除いてやっぱり
素敵なおみ足を披露なさっている方多数!!
筋張った素敵な足にピッタリなハイヒール(10センチの方も…汗)
パンツスーツもお似合いですがタイトスカートやワンピースなどでも
足を出された方がマダムっぽくで素敵だと思います。
で、思ったのは日本のお姉さま方も頑張っておしゃれをされていますが
やっぱり「骨格」には勝てません!
洋服ってやっぱり西洋人(の骨格)に合わせて作られているんだなな…
とひしひしと…
ならいっそのこと日本人は一定の年齢になったら着物を着た方が…

日本人の高齢者のおしゃれが重ね着一辺倒になりがちなのに対して
こちらはスタイルを維持されているせいか日本の30代40代と
変わらない組み合わせの方が多数。(それこそハイブランドですが…)
体型維持、姿勢維持、色気維持(笑)、そして前向き度全開!
って感じ。


「シチュエーションに合わせて洋服を選ぶのは、一種の礼儀作法。

場違いな着こなしは周りを不愉快にするものでしょ」

着こなしに一番気をつけるのは旦那様といる時だそう。

ふたりでオペラやディナーに行くときはヒールを履き、

なるべくスカートをはくようにしている。

「いつまでも女性らしく、シックでエレガントでいたい」


「40代までは今よりもずっとシックで『マダムらしい』

物を身に着けていたわね。」

50代での離婚を機に、それまでのマダム然とした

「エルメス」や「サンローラン」の服やバック、

高価な宝飾品を棚の奥にしまい込んだ。

「この年でそんな恰好をしたら、気持ちが老けてしまうわ。」


なんとなく日本人と対照的な行動だと思った。
日本人女は特に結婚したらあとは身なりにかまわなくなってどんどん
オジサン化して果てはもう人間外の未知なる生き物にまで進化する人も
多いのに、パリのお姉さまは「旦那様」を一番気にするのだから。
日本人妻の口から「夫といる時が一番服装に気を遣う~~」なんて言う
言葉聞いてみたい。笑


また、私もそうだけどある一定の年齢になったら「落ち着いた服装」
「年齢に合った服装」を着ることを求められている…と思っていたのですが
「気持ちが老けてしまう」んですかあ…
そうですかあ…
ならまだ着れる内は今気に入っているファッションを楽しませてもらおう!