傾斜宮占い 中津川りえ
- 幸せガイドブック - 傾斜宮占い (中公文庫)
- 中央公論新社
- 2016-12-21
- 本
読書してイライラするのはどうかと思い、全く傾向の違うものを
選んで読んでみた。
傾斜宮の宮は西洋占星術で使われる「座」と同じようなものと
理解せよとの事。
生月から見て生年の気が
北にある時を「坎宮(かんきゅう)」
北東にある時を「艮宮(ごんきゅう)」
東にある時を「震宮(しんきゅう)」
東南にある時を「巽宮(そんきゅう)」
南にある時を「離宮(りきゅう)」
南西にある時を「坤宮(こんきゅう)」
西にある時を「兌宮(だきゅう)」
西北にある時を「乾宮(けんきゅう)」
真上にある時を「中宮(ちゅうきゅう)」と名付けました。
普段使わない漢字ばかりなので引用がめんどくさい…
坎宮の人は水の気を持ち、冷静、物事の本質を見抜く才能を与えられています。
艮宮の人は土の気を持ち、それは城のような見上げられる場所にある土ゆえに、誇り高い心を与えられています。
震宮の人は若い木の気を持ち、竹のしなやかさと草原の若々しさと、
鋭い直観力を与えられています。
巽宮の人は、大木の気を持ち、年齢を重ねるほど太くなるたくましさと、木の葉の間を吹き抜ける風の軽やかさを与えられています。
離宮の人は火の気を持ち、燃え上がる勢いと華やかさ、
名誉が与えられています。
坤宮の人は土の気を持ち、着実に力を蓄える才能が与えられ、
稲や果実の収穫をもたらす大地の力を与えられています。
兌宮の人は金の気を持ち、その色は光り輝くゴールドで、
社交性と自分も楽しみ他人も楽しくさせる力を与えられています。
乾宮の人は、金の気を持ち、その色は高貴なプラチナで、
完全主義的な強い力を与えられています。
中宮の人は土の気を持ち、四方八方に通じている道の様に万能で、
あらゆる事に優れた気配りができる力が与えられています。
自分の宮に該当する部分を読んでも「そう?なんか違うと思う…」と
思いつつ読んだのですが、他の人の部分を読むと「当たっているなあ…」と。
「中宮」の部分を読んでいる時に「これって友人Aがまさにこれだなあ…」と
思ったので調べてみると「やっぱり!!!!」でした。笑
因みに私は…
あなたのイメージは「100メートルをダッシュする裁判官」です。
一旦大きな目標を立てたら、生死を賭けるぐらいの気迫で頑張ります。
全宮中最もスケールが大きく、筋道を立てて話しますので説得力もあります。
この人を理解するキーワードは「完璧主義」です。
この宮の誇りは自分自身に向かっていて、
自分が納得することがとても大切なのです。
あなたの弱点は、細やかな情緒がストレートに
相手の胸に伝わりにくい事です。
従って注意点は実際のあなたはそうではないのですから、
高貴で近寄りがたい人と思われてしまわないよう、
防御していると勘違いされてしまわないように、
身振り手振りを大げさなくらいにして
喜怒哀楽を表情豊かに本音をぶつけて話すように心がけましょう。
運を伸ばすために心がけることは「柔らかさ」。
どうしても頑張ってしまうフル回転の宮で、
これを止めることはもはやできませんから固い完全ではなく、
柔らかい完全、本音トークの完全を目指してください。
出来ます。
仕事運
活動的で、仕事に生きがいを感じますし、
仕事があなたの人間的な魅力を引き出し磨いてくれます。
適職は…(以下略)
一方、不向きなのはダッシュしたいのに走れない状態に置かれることです。
ゴールがどこにあるかわからない流動的な仕事、
目的がはっきりしないか変更になるなど先が読みにくい仕事は苦手ですし、自由出勤の様に勤務時間があいまいなところは向きません。
自宅から遠い、通勤時間がかかりすぎる職場は間接的ながらマイナス要因になります。
仕事選びのポイントは「~の為に」という大義名分がある、
具体的に目的を立てやすく明確に期日が決められる種類を条件にしてください。
すみません、自分の備忘録として引用が長くなりました。
特にこの「仕事運」。
この占いだけでなく他の占いでも「仕事と家庭が両立できる」とか
「仕事運があります」的な事が書かれていて、
正直ものすごく心理的負担は計り知れません。
だって、行くところ行くところ「ブラック」と言うかなんというかでして…
まあしいて言えば旧姓が「大吉」で「仕事に恵まれます」だったのが
結婚してからの姓が「凶」でしてね。笑
仕事が今一っぽいことも書かれていて。
いっそのこと履歴書に旧姓を書いて応募したい!!!!と言う願望すらありました。
それぐらい追い詰められているというか、独身の時の仕事は楽しいとは言わないまでも
それなりにむいていたんだなあ…と今回の適職部分を読んでいても思いました。
今さらパートでここに書かれているような適職に就けるわけがないでしょ!!!
って感じです。
「~の為に」と言う大義名分がある方が燃える!じゃないけど
人に押し付けられた大義名分は拒否る性格ですが、自分が自分で
「これはやらんとダメでしょう」と一旦思ったものは確かにやり遂げますね。
要は人に言われてする仕事はNGで、自分で目的とかやる気スイッチが入った時は
寝食忘れてモードには確かになってましたねえ、独身の時は。
するのが当たり前!やって当然!できないなんて言うのが恥!みたいなノリ。
一方で「え?それ私がしないといけない仕事?」って思ったものは
ま~やらない、やらない。笑
わがままに見えていたでしょうねえ…
まあ、実際わがままなんですけど。
自分がやるべきことは理解しているのでやっているのだから、やる意味が分からない
ものにはトコトン拒否というか「する理由を教えてくれ!」って感じです。
これは今でもそう。
惰性で今までやってきたことだから…ってノリでやっている無駄な仕事って
結構あるじゃないですか。
それをどうしても「ムダ!」って思ってしまう性格。
やる限りはやる理由をきっちり説明してもらって、納得したらやります!
ってまさに↑に書かれている通りだな。
ああ、扱いにくい性格ね私って。
納得さえしたら一人でも動いて結果を出したいとは思うんだけどねえ…
パートの多くは「みんなで、仲良く」の世界だからねえ…
夫からも「お母さんは人に命令されるのだめだから、
自分で起業した方が絶対にいい!」と言われ続けております…
10年ほど前は「その気」になっていたんですけど、それもなんか面倒になって
今に至ってるんですけどね。
やっぱり「目的」が見つかっていないからなんですけど。
仕事をしていないって言う状態が苦痛。
でも、行ったら行ったで人に合せることができないから違う苦痛を味わう。
なんでこんなことになっちゃたんだろう…
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