Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

絶対城先輩の妖怪学講座6 峰守ひろかず

絶対城先輩の妖怪学講座 六 (メディアワークス文庫)
絶対城先輩の妖怪学講座 六 (メディアワークス文庫)
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2015-02-25

今回のお題は「鬼」。
鬼を「妖怪」と言う位置付するのはちょっと抵抗がありますが…
さて、本作においての「鬼」は日本国の闇と言うかこれに触れては
いけない系として話が進み、これを探っていた絶対城先輩の
同士の櫻城晃さんは殺され、その遺志を継いで絶対城先輩が
鬼に挑む展開。
新事実として晃さんの正体は「××でした!」と言うサプライズもある反面
あとがきにあるように「第一シーズン完」と言えばそういう感じかな。
今のメンバーでは話が膨らませにくい状態と言うのが実情?



本作において書かれたように「鬼」の存在理由が
こんな風に貴族と武士の歴史の流れが変わった一環に
「鬼」が関わっていると言えばそうかもなあ…と。
実際福岡で起こった警察官の夫による妻子殺し。
まさに「鬼の所業」と言う言葉がふさわしい。
こんな風に「鬼」は普通に人間界に紛れ込んでいる、って気がしますね。