Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

絶対城先輩の妖怪講座7 峰守ひろかず著

絶対城先輩の妖怪学講座 七 (メディアワークス文庫)
絶対城先輩の妖怪学講座 七 (メディアワークス文庫)
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2015-08-25

今回は「ざしきわらし」と学内にはびこるドラッグの話。
ん~第二シーズンに入ったからでしょうか、
文章(内容)の感じが変わったのかイマイチ乗り切れませんでした。
(単に飽きてきたとも言いますが)



今まで読んできてヒロインの性格に正直イラっとしまくっていたんです。

「え~」「で、でも」「ちょ、ちょっと待ってください!」「え?」


と言った感じで落ち着きが無く、少々おつむの回転が悪く自分で考えることができず
一人バカ騒ぎをしていて。
けれど今回明らかに「悪気」や「邪気」「企み」の感情を持った
別の女が登場したことにより、ヒロインの「素直さ」「純真さ」「真っ直ぐさ」
みたいなものがクローズアップされたことにより、
絶対城先輩が普段(既刊)の会話に毒があるからそれを中和させるために
ヒロインのあほっぷりが必要だったのかもと。
ヒロインはアホですが、人を騙したりしないそんな安心感があります。
真っ直ぐさは時としてバカにされがちですが、
それでも邪悪さに打ち勝つだけの魅力があります。
私は毒だらけなので無いものねだりでヒロインに嫉妬するから
イラつくのでしょう。笑