みつばの郵便屋さん 小野寺史宣
- ([お]12-1)みつばの郵便屋さん (ポプラ文庫)
- ポプラ社
- 2014-08-05
- 本
ポプラ社から出ているということもあって、主人公は「いい人」です。
正直初めは「児童図書の派生」かと思う若干「うぜ~」展開にイラっとしてました。笑
ただ、完全児童図書でもなく、ヤングアダルトでもない一般書らしく
文中に「大人のいやらしさ」とか「毒」が仕込んであって表紙のイラストの
ほのぼのさとは少し違うなあ…と言う感じ。
まあ、読んでいてどうってことも無い淡々とした「郵便配達員の日常」が
書かれています。
そういう意味では普段「風景の一部」である郵便配達と言う仕事を
クローズアップしてある「お仕事小説」なのかな??
まあある意味すごいですよね毎日毎日「手紙」を届ける仕事って。
特に今の季節だと暑いし、雨だと蒸れるし。
新聞屋さんも似たようなものだけど。
続巻は借りていますが、別にこれで終わっても問題ないぐらい
「続きが気になる」シリーズではありません。
本当に淡々と。
郵便屋さんの仕事ってものを理解してほしくて書いたのかなあ…
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