読書日記ときどき愚痴日記

読書感想を模した毒満載の日記。
普段は西郷どん=夫 に連れられた「犬」
ですが、気に入らないことがあると
一瞬にして「ケルべロス」に変身します。
特に「不倫&W不倫」ネタはケルべロスの
格好の餌食なので該当される方はご注意を。

ぷらっと黄表紙猫の恋 深沢美潮著

ぷらっと黄表紙 猫の恋(招き猫文庫)
ぷらっと黄表紙 猫の恋(招き猫文庫)
白泉社
2014-11-05

別に時代小説設定しなくてもいいじゃいの?ってぐらい

「時代考証」なにそれ?状態。

暇つぶしにはいい。

けれど本を読んでそこから「何かを得る」という状態を今の

出版物に求めるのはもう無駄だと悟る。

「本離れ」なんていうけど、

わざわざこれに640円+税を払う価値なんか…

自分が小中高時代に得たあの「感動」を味わうという感覚はもう無理!

と言うよりも、作者よりも自分の方が年を取り、感じる体験も上!

ってことかなあ…


別にこの人が悪いんじゃないんだろうけど、昨日読んだ本に続いてこれじゃあ…

レベルが低すぎるのよ!!

雰囲気だけどっかから真似ただけなのよ!!!

「訴えたい!」とか「伝えたい!!」と言った「熱さ」が全くなく、

これだったら他人さんの面白いブログ読んでいる方がよっぽど

「生きた感覚」に触れられてためになる。

もっと「自分の言葉」で「自分の感じた思ったこと」を表現できる作家さん、

登場しないかなあ…


ほんと、このレベルで金摂るならスマホ見ている方がよっぽどマシだろうな。

と、今時の子が文庫本を車内で読まずにスマホ凝視しているのはこういうことか?



クラーク巴里探偵録 三木笙子著

クラーク巴里探偵録 (幻冬舎文庫)
クラーク巴里探偵録 (幻冬舎文庫)
幻冬舎
2014-02-06

日露戦争後のパリ、と言うことはわかるというか、

無理やりわからせようとしている強引な描写。

ちっともパリが薫ってこない。苦笑

アコーディオン、葉巻の香り、ワインと猥雑さ。

色っぽさ、光と影。あるべきものが全然なくて無味無臭。

どこまでも「平成日本!」。

表紙でかろうじて「パリ」を演出しているけど、

文章だけではちっともパリどころか異国情緒も全く無し!

今時の子、金が無いから外国旅行したことのない子の方が多いから

こんな描写でも「ああ、パリ!!とか騙されるんだろうなあ…


むなしいあがきとして「巴里」「洋琴(ピアノ)」「天鵞絨(ビロード)」

など漢字表記して「それっぽさ」を演出。あざと過ぎ。

小説を読む人用の本ではなく男同士の友情(?)を好む人用。