Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

迷わず決まる!毎朝3分コーディネート

迷わず決まる! 毎朝3分コーディネート
迷わず決まる! 毎朝3分コーディネート
永岡書店
2017-06-15

これもどちらかと言えば30代オフィス系かな?
小汚い服装でもOK!の職場の人には縁遠い内容。
特にカジュアルと言う名の普段着OKの職場は。



まず最初に「神アイテム10」が掲載。
次に各月ごとのコーディネートを神アイテム+各月メインアイテムで
「つくりおきコーデ」してくれるので丸っとコピーしたら
毎朝時短に!!!と言う画期的な本。


この本における神アイテムは
1、ネイビージャケット
2、ホワイトシャツ
3、カーディガン(はっきりした色、黄色、ピンク、赤など)
4、カラーレスブラウス(丸首の上品系)
5、ストライプTシャツ
6、ブラックドレス
7、スキニーパンツ
8、デニムパンツ
9、ペンシルスカート
10、フレアースカート


まあ、ある意味スタンダードで無難な「よくある提案」ですね。
ただ、30代後半から40代の人向けの雑誌にはには定番のように
提案される「ストライプTシャツ」
これ、個人的感想ですがワンレンボディコンの洗礼を受けた
人間にとっては理解できない代物で。
当時の赤文字雑誌には「ストライプ=太って見える=NG」
ってのが常識のように書かれていたのが刷り込みとして残ってまして。
カジュアル化(ユニ黒フリース)が一気に進んだ影響をもろに受けた世代には
この「ストライプT」は抵抗が無いみたいですね。
まるで「制服」のように提案されていて。



一方「パンプスを気合で履く」世代=バブル世代には、

毎日さがせ! ウォーリーCALENDAR 2018 (インプレスカレンダー2018)
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インプレス
2017-09-21

厭味ったらしく言えばこんな服↑を着た人に
色気を感じますか?女性らしさを感じますか?ってとこです。
雇用機会均等法が浸透して、
職場に性差が無くなってきた世代だから受け入れられるのかもしれませんが。


ボディコンワンレン世代はやっぱり「女は女らしくあってこそ価値がある!」
位の刷り込みがあるのかもしれません。
「美魔女」世代がこれに該当していて、それ以外の世代から見たら
あの美魔女は「痛々しい…」存在だと思いますが「キレイでナンボ!」と
言う価値観なので妙なところに力が入ってしまうのは「性(サガ)」
と思ってください。


スタンダードなこれと言ってお高いブランドがこれ見よがしに掲載されている
わけではない(=似たような安いものを選べばいい)ので、
後は自分に似合うような物を探し出せば「無難なコーデ」とはいえ
「それ変だよ?」と言われることはないと思います。
後はどこまで「自分らしさ」を反映できるかで「平凡」から「素敵!」
に変わるかですが。
恐ろしいほど「平凡」な「無個性」なコーデ。
人より目立ってはいけない!!!!って言う風潮が綺麗に反映されてますね。(毒)