見かけは読書日記。中身は毒吐き日記

読書感想を模した毒満載の日記。
普段は西郷どん=夫 に連れられた「犬」
ですが、気に入らないことがあると
一瞬にして「ケルべロス」に変身します。
特に「不倫&W不倫」ネタはケルべロスの
格好の餌食なので該当される方はご注意を。

女子校力 杉浦由美子著

女子校力 (PHP新書)
女子校力 (PHP新書)
PHP研究所

自分の社会への適応力があまりにも乏しいのは「女子校出身」=「うたれ弱い」
のが原因では…と思ったので借りてみた。


第一章…共学校と女子校は別世界
第二章…「世間の目」を気にしない女子校育ち
第三章…男の気持ちがわからない
第四章…空気を読まない力
第五章…女子校はどこへ行くのか


まず、女子校のサンプル例が関東方面ばかりであり、
関西方面の女子校と基本的な在りかたが違う気がした。
その学校が頭の中でイメージできないので、そのあたりを全国の女子校も
含めて傾向と対策(?)をまとめればそれなりのレベルに達する本になると思うのに
これじゃあねえ…
第四章まではもう共感のコメントと付けたいことだらけですが、
それをやったらこのブログ終わらねえ…



ただ、私が在籍した時代=80年代と今では女子校の存在意義が丸っと変わっており
確かに私の時は「女子校=お嬢さま」と言うイメージを存分に活用させていただき
やっぱり「結婚に有利」だったと思う。
ところが今ではこの「お嬢様」と言うことが逆に「不利」になっており、
それよりも進学率をアップさせて自立した女性像を追い求めているらしい。


偏差値の予想推移p69では
1986年ではお嬢様イメージの立教67が2013年では58
               フェリス68→63
               聖心63→46 
逆に豊島岡は52→66と大躍進!!


カースト制度に関しては私個人感想としては「存在を感じなかった」です。
むしろ共学の方が「縛り」があるように思えるのですが…
なんていうのかな、カーストと言うよりもお互いに
「住む世界が違うから干渉しない」って感じでした。
交流が無いんですよ、同じクラスであっても。
むしろ、一旦仲良くなって同志になれば教室の縛りが無いから自由に行き来して
お弁当食べてました。
他クラスに入ることがなんか落ち着かなかった小学校とは違い、
平気で入って行って喋ってまた戻る…そんな感じでした。


今回取材した多くの女性が「女子校は楽しかった」と語る反面

「でも、共学に行けばよかった。

そうしたら、もっと空気がよめるようになったはず」とも嘆く。

ここで女子校教育の矛盾が出てくる。

女子校の目的は「自立した社会人」であるが、彼女たちは

「自分の価値感で行動しなさい」「目的を持ちなさい」と

「自主自律」を教育された結果「世間知らず」になり、

空気が読めない人間に成長し、社会で生きづらくなる。



私、比較対象にするには恐れ多いとは思うけれど「雅子様」も女子校出身。
彼女の「適応障害」ってまさにこれだったんじゃないかな?と思う。
あれだけのバリバリキャリアで「自立」しまくっていた人が病んでしまったのは
「やりたいことをさせてもらえない」ことからだと思う。
一方「好き勝手」にやっている(ように見える)小池知事。
どなたかのブログにも指摘されてましたが「相手をとことん追い詰める」のも
その女子校出身傾向があるのでは?と思った次第。
関西の女子校ではナンノや紀香も「わがまま」とか「目立ちたがり」と
散々ですが、それでも二人とも事務所があてにならないから自分で営業に
回ったところなど「自立」した精神の結果のように思うのですが。


ただ、救い的に女子校が悪いのか?と言えばそうでもなく
p170

「女子大の子はドン臭いけれど、企画でもなんでも地頭で考えようとする。

一部の共学のこの中には空気を読み過ぎる子がいる」

なぜ空気を読み過ぎることはよくないのか。

「空気を読み過ぎて仕事をサボることがあるからです」

つまり、場の雰囲気を読んで要領よく振る舞って、その場しのぎをして逃げてしまう。




「毎月、課すノルマは高めに設定します。

『ザ・共学出身』と言う感じの子は絶妙な数字を挙げてくるんですよ。

ノルマは決してクリアしない。

でも、呼び出されて怒られることも無いような数字。

良すぎる月の契約は次に回すとか。その調節の仕方が絶妙なんですよ。

女子がトップセールスで表彰されるとやっぱり男性以上にやっかまれます。

そのあたりの空気を読み過ぎるから、仕事の手を抜くわけです。

その手抜き具合のさじ加減が絶妙すぎて私は呆れますが、

職場での評判はいいですね。」



ああ、わたしその「さじ加減」なんてちっともわかってなかったから
「燃え尽き症候群」まっしぐらだったなあ…遠い目


p175

「××出身の子は協調性に欠けましたが、

仕事ぶりはしっかりしていたので

部長クラスからも一目置かれていたんです。

でも、結局、体を壊して辞めましたね。

チラホラ見ますね、

サボり方がわからなくて体調を崩す女子校出身の子は」

空気が読めないから、サボるタイミングがわからないということなのか。

頑張るのはいいが、倒れるまで働くのは問題であろう。


女子校では率直なコミュニケーションが行われるので、

相手の言葉の裏や空気を読む技術は育たないのだ。



率直なコミュニケーション、これこそが「女子校?男子校の間違いだろ?」
って言われるゆえんなのかもなあ…


女子校出身者は「女性との協調性や社交性は抜群なのに、

男性のメンツを平気で潰す」という意見をしばしば聞く。



だが、

女子校出身者は意図的に男性のメンツをつぶしているわけではない。

「私も上司から直接男のプライドやメンツを傷つけるな、

と注意されたことがあります。

そのあたり共学女子は非常にうまくやっていますよね。

相手のミスを指摘するのって親切だと思うんですが、

それを大きなお世話だと感じる人もいる。

相手のプライドやメンツを気遣うところは長けていますよ。」



うん。これも常々「不思議」と思っていたこと。
一言相手に言ってあげたらいいのに、なぜ大半(多分共学出身者)は
声を出さないんだろう…って。
私、言いますよ。
この前もシャツがパンツの後ろから出ている年配女性に
「ファッションなら申し訳ないですが、後ろの部分が…」って。
その時は「まあ!ありがとう!!さっきトイレ行った時に…」って展開に
なりましたが。
「言わずにはいられない」性格だからね。
でも、これ、例えば初対面の席で
すでに座っている人たちはこんな状況でも黙っているんだなあ…って。
私なら気が付いた時点で即、言ってるもの。
一応、夫に教育されたので相手に恥をかかすような状況では絶対に
言いませんけどね。(小声で言うとか、相手が立った時とかね)
「大人の英語」でも先生が「質問は?」って聞いてくる前に
「せんせ~しつも~~ん」ってやっているの私だけ。
他の人は質問があっても授業の後にこそこそっと行って
「自分だけ」わかればいい!みたいなとこあってそれ、むかつく!
そんなところがなんていうのかなあ「陰険」というか「陰気」というか
「情報開示せええやああああああ!!怒」って感じに映るんだよなあ…


ま、そうやって「目立たない」人生の方が生きやすいのかもしれないけど。
一旦目立つ人間になったらそうそう、地味にはなれないもので。
もっと自分の意見を堂々と言える職場だったらよかったのかもな。


男のメンツと言えば「男脳と女脳」の違いとして
男は「根回し」を重視するのに対して女は「即結論、結果」を出したがる
と言うのがありました。
10年以上前の町内会の役員会で町内会長が自慢げに
「この件に関しましては、市役所に毎日直参しまして…」と
語っていたのを内心
「そんなことしなくても市会議員に頼めば一発だろ~が!!」って
バカにしながら聞いてましたね。
うん、その男特有の「根回しすることに意義がある」って言う考え方を
知らなかったから。
どうしても推し進めたい件があるならかったら『力を持っている人間を利用する
って言う技を結婚してから身に付けましたから。
官公庁で短期バイトした結果でもありますが、こういった役所を動かすには
個人より「先生」を使ったら一発、って言う社会の仕組みも年を取って
理解できたわけですが。
一方、結婚してなかったらこんなところで仕事もしてなかったので、
まあ、早々に売れて良かったです。
そう言った意味でも「お嬢様学校出身」と言う、
事実とは反することであっても自分を有利に売るためにはそんな
「肩書」があって良かったな、と皮肉にも思います。
皮肉ですよね~結婚したから(夫の思考を通じて)社会なるものを
知ることになるなんてね~~~