Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

執事に学ぶ極上の人脈 新井直之

執事に学ぶ 極上の人脈―世界の大富豪が、あなたの味方になる方法―
執事に学ぶ 極上の人脈―世界の大富豪が、あなたの味方になる方法―
きずな出版

著者のお客さんは

保有資産が50億円以上、年収は5億円以上と言う大富豪中の大富豪が

ほどんど



と言うレベル。
まあそんな大富豪がいかに「人脈を作るか」と
思ったら興味津々で読みますよね?
が、あくまでも「執事」の立場で見た大富豪の在りかたなので
肝心要の「キモ」が無い。と言うか、それ書いたら「情報漏えい」
になりそうで信用を失うからありきたりの事しか書けない。そんな感じ。
けれど営業職なら一読して自分と大富豪の「物の捉え方」「考え方」の
違いを認識するにはいいかも。
というか「もくじ」にさっと目を通したら大体わかる。笑


ただ若干「矛盾」してませんか?と思ったのが
p29

第二法則 「自分と同等か立場の下の人としか人脈は生まれない」


と書いておきながら

p106 ビジネス交流会に行ってはいけません

レベルの違う会合に行きましょう


こうした経験を踏まえて言えることは、

ビジネス交流会に参加かするなら、

自分より立場が2ランク上の会か、

2ランク下の会かどちらかを選びましょう

と言うことです。

2ランク上の会に出ると、大いに発奮します。

1ランク上ぐらいだと、少し背伸びをすれば話を合せることが

出来ますが、2ランク上になると完全に自分とのレベルの違いを見せつけられるからです。(中略)

逆に2ランク下の交流会に参加すると、

人脈術の原点に立ち返ることができます。

おもてなし人脈術の大原則は

「人脈はおもてなしによってのみしか生まれない」

でした。

相手に貢献して初めて人脈が築かれるということですが、

2ランク上の相手の役に立つことは難しくても、

2ランク下の相手には貢献しやすいのです。





矛盾してますよね。
ただ、後半の例の方が理解しやすい。
例えば自分の子供が高校生だとして、道で立ち話する時に
相手が同級生の親だと「受験情報の牽制のし合い」になりがち。(笑)
それに対して相手の子供が大学だと「どうでした?」「うちの時はね…」と
会話がスムーズ。(笑)
また、相手の子供が中学生なら「早いうちにこうしておいた方が…」
などアドバイスも出来てこれまた関係がスムーズ。(笑)
利害関係が無い人との方が人間関係はホント上手くいきますよね~~