Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

幸せをつかむ人ほど「見た目」にお金を使う 一色由美子著

ニューヨーク・ミリオネアの教え 幸せをつかむ人ほど「見た目」にお金を使う
ニューヨーク・ミリオネアの教え 幸せをつかむ人ほど「見た目」にお金を使う
大和書房

なんていうか、こういう「本が勝手に私のところにやってくる」感覚。
適材適所じゃないけど、落ち込んでいる私に一筋の光が射した感。


本当はもっと簡単なブログ内容で済ませるつもりでしたが
備忘録も兼ねてしっかり書くことにしました。


まず、題名がもったいない。
確かに目は引くのでその点では勝算があると思います。
しかし、この題名では内容の良さ、
特に筆者の「優しさ」が表現できておらず残念。
ニューヨークの成功者を例に色々と書いてくれているのですが
突き詰めると「わたしもまだまだ。だから貴女も大丈夫!」
と背中を押してもらった感じ。
もしこの本がかなり前に「上から目線」と酷評した本のように
「~すべき」「でしょ?」「~だわ」で埋め尽くされていたら、
自己評価がどん底に落ちている今、
きっと最後まで読み続けることができなかったと思う。


本書内で二回引用されていた

心が変われば行動が変わる。

行動が変われば習慣が変わる。

習慣が変われば人格が変わる。

人格が変われば運命が変わる。




さて、題名の通り「見た目」は重要。
よってp60~

「足元を見る」のは世界共通。

くつにステイタスが表れる


<脚が一番きれいに見えるヒールの高さ>

日本人女性の平均身長は約158㎝、

脚の長さは約72.2㎝と言われています。

そこから考慮すると平均的な日本人女性の場合

158×0.05=7.9。

7~8センチヒールが最も美脚に見せてくれる

ということになります。


私の身長だと5センチ位がベストかあ…





以下は自分用の備忘録ですのでお時間の無い方はここでcloseを。

「気にしない」

嫉妬心を成長させない方法


悪口、陰口、うわさ話…これらは悲しむべき日本の3大悪です。

まずニューヨークでは「あなたは(自分は)こうあるべき」と言う

言葉が存在しません。その為、人と違っていても陰口やうわさ話を

される心配がありませんでした。

日本では表立って議論することは大の苦手なのに、

陰で文句を付けている人達が非常に多いのです。いじめもそうです。

一対一では言えないことを、複数、不特定多数と言う隠れ蓑を着ることで悪口を言った結果、いじめに発展したり、インターネットで攻撃したりすることも起こりうるのです。


ニューヨーカーも人間です。他人に対して嫉妬心を抱くこともあるし、

気が合わない人もいます。ただ、そういった負の感情はめったに表には

出しません。

「私はあの人の事は苦手」とサラッとみんなの前で言ってしまってあっけらかんんとしている人が多いのです。

それに対して相手が「私はあの人と気が合うわ」と言っても大丈夫。

決して「なんで私に同調しないの?あの子と仲良くしないで」などと

責めることはありません。



p183~

「みんながいっていた」には要注意


私は自分が心地よい人たちとだけ一緒にいる為、陰口が耳に入ってくる

ことはまれなのですが、聞いてしまうともちろん凹みます。

そして、他人からの嫉妬などの人間関係にとても悩んで無理をしている

女性も少なくないのです。

自分の陰口を言うような人とも話せば分かり合えるだろう、

仲良くしようとこちから歩み寄ってもあまりいい事は無いでしょう。

何らかのきっかけであなたに嫉妬心を抱き、

あなたを気に入っていないのですから

こじれることの方が多いかもしれません。


そして陰口を言いう人と同じくらい厄介なのは、

とても親身にそれを告げてくる人たちです。

「あなたの事をあの人がこう言っていたから、気を付けてね」

これは思いやりのある忠告に聞こえますが、

特に悪意のあるアドバイスだったりします。

私はこういう場面に出くわしたら

「ありがとう。でもその方にご迷惑をかけているわけではないので、

気を付けようもないもの。だから今後そういったお話は遠慮するわ

と言っておしまいにします。

もちろん、本人から

「私は由美子さんのこういうところが良くないと思う」

と言われたらそれは真摯に受け止めます。

言葉は怖いもので時に独り歩きします。






親切なアドバイを貰った時ははっきりと「ご遠慮するわ」と
言えばいいんですね。
ハードルが高いけどちょっと意識してみよっと。
私の周りも結構「親切な人」が多くて…
いつの間にか「感化」されていたのかもしれない…


それこそp126

住む場所で人生が変わる

場所は人脈と資産に直結している

ですね。


日本とニューヨークとでは違う!!と酷評しているレビューを
もありますが、私的は良かった一冊です。