Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

わたしの本当の子どもたち ジョー・ウォルトン

わたしの本当の子どもたち (創元SF文庫)
わたしの本当の子どもたち (創元SF文庫)
東京創元社

内容紹介

もしあのとき、別の選択をしていたら? パトリシアの世界は、若き日の決断を境にふたつに分岐した。並行して語られるふたつの人生で、彼女はまったく異なる道を歩んでゆく。それぞれの世界で出逢う、まったく別の喜び、悲しみ、そして子どもたち……どちらの世界が"真実"なのだろうか? 『図書室の魔法』《ファージング》の著者が贈る感動の幻想小説。世界幻想文学大賞候補、ティプトリー賞・全米図書館協会RUSA賞受賞作。




多くの女性が生きていく過程において重大な選択を迫られる一つとして「結婚」
があると思う。
もしあの時結婚していたら、結婚しなかったら…
その選択次第で大きく人生が変わることは明白。
また、その選択次第で自分の子孫そのものも変わってくる。
と言うわけでこの題名なのかと。
認知症、同性婚などテーマがてんこ盛り。


う~~ん、訳のせいかな。私はイマイチこの話にのめり込むことができなった。
「男と結婚」を選んだパターンとして私の親世代(over70)だと
こんな風に男の妻と言うより奴隷に近い扱いだった名残がまだ強く残っているから
読んでいて嫌悪感。
「誰に食べさせてもらっているだ」「お前なんか仕事ができるわけない」とか
言葉のdvなんて当たり前だったし。
そういう意味では例えまだまだ表面的とはいえ「イクメン」と言う言葉が
出てきた分「進歩」したんじゃないかと思う。