Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

丸太町ルヴォワール 円居挽

丸太町ルヴォワール (講談社文庫)
丸太町ルヴォワール (講談社文庫)
講談社
2012-09-14

2009年に講談社BOXから出版された著者の長編デビュー作。
第一章を読んで「なにこの(差別用語になるかもしれないけど)両性具有
みたいな感じ…」と違和感だらけ、かつ一体いつの時代の話?と
「落ちの無い不思議な話」なのかな?と思っていると
2章以降「双龍会(そうりゅうえ)」
と言う私的裁判の話として移行していく長編。



あ~も、ぶった切っていいですか?
めんどくさいんで。
まず、京大の人間だと「標準」なのかもしれませんが
ラノベを読むメインターゲットの偏差値から大幅にずれているような
普段使わないような言い回しが多すぎ!意味わからん!
論語に通じているラノベ読者が何人いる?
加えて麻雀用語多すぎ。しかも注釈も無い。不親切さ炸裂!
麻雀がわからない人間したら意味が分からない。
よって、そこに込められた意図が掴めない。
となると、全然楽しめない。
人に伝わる(レベルの)言葉で伝えないと、いくら難しい語彙を
駆使しても空回りだということに気が付いてくださいな。
なら、いっそのことラノベじゃなくて一般小説で将来直木賞だとかを
取れるレベルで書いたらどうですか?
目茶苦茶、中途半端。
誰に向かって、何を言いたいのかな?
ものすごく「座りが悪い」文章と内容。


シャーロック・ノート: 学園裁判と密室の謎 (新潮文庫nex)
シャーロック・ノート: 学園裁判と密室の謎 (新潮文庫nex)
新潮社
2015-03-28

先にこっちを読んだ時もくそみその感想だったけれど、
ああ、この人「自己完結」「自己満足」している人だな、って。


前から思っていたけど、医者が書いた小説や高偏差値の大卒が
書いた本って編集者が口出しできないのかな?
「僕より低レベルの大学を出ている君が僕に意見するというのかね?」
と作家に言われるのか、世に出すレベルじゃないレベルで出さざるを得ない
みたいな気がする。


※麻雀習おうかな?と思ったあたり