見かけは読書日記。中身は毒吐き日記

読書感想を模した毒満載の日記。
普段は西郷どん=夫 に連れられた「犬」
ですが、気に入らないことがあると
一瞬にして「ケルべロス」に変身します。
特に「不倫&W不倫」ネタはケルべロスの
格好の餌食なので該当される方はご注意を。

今出川ルヴォワール 円居挽著

今出川ルヴォワール (講談社文庫)
今出川ルヴォワール (講談社文庫)
講談社
2014-08-12

シリーズ3作目にして今までの話の中心だった
私的裁判=双龍会(そうりゅうえ)の場面は無く、
今度は権々会(ごんごんえ)にて「鳳(おおとり)」と言う
カードゲーム(?)の場面が中心となり、
さらに達也の両親に対する今までの謎等が明らかになっていく…
てな感じ。


本作でも相変わらずの「麻雀」の描写があり、たまたま帰省していた次男に
「テンワ、って知ってる?」と聞くと
「天和=テンホウやろ?」と即答されました!!
(読み方すら知らない母…汗)
「え、自分、麻雀とかするの???(ドキドキ…)」と聞くと
「アプリでな。無料で出来る。実際にはしたことないけど」と。
更にスマホを駆使して「これ、天和な。」と天和が出た動画を見せてくれました。汗
そうか、一作目に感想を書いた時「ラノベ読む子が麻雀の知識なんかある?」と
上から目線で書きましたが、今時の子ってなんでもスマホでことが足りるんですね。
「麻雀やったら『アカギ』でも読んでみたら?」とお勧めされてしまった…

アカギ 33 (近代麻雀コミックス)
アカギ 33 (近代麻雀コミックス)
竹書房
2016-12-15

で、気が付きました。
なぜ常々「読書メー×ー」等の感想を読んでいるとほぼ全員が
「誉める感想」を書いているのか不思議でした。
え?私が酷評し過ぎですって。聞こえません。
一方「アマゾ×」のレビューだと年齢層がバラバラなのか☆1だって
同じ本であっても普通にあって納得していたんです。
が。
「読書メー×ー」に書きこむ年齢層が若い子が多いのだと考えると、
それってそれこそ無料素人投稿サイトを読む機会も多々あり、
質の悪い小説(文章)に触れることも多いからその質の悪さに
慣れてしまっている=それが普通の文章レベルだと認識してしまっているのでは?と。


一作目に比べて2,3作目は明らかに普通の小説レベルに格段に
進歩していますが、それでも「漫画の原作みたい…」と言うか
「漫画を読んでいるみたいな展開だなあ…」と言う気持ちがぬぐえず
モヤモヤして読んでいました。


で。
そのもやもやを解消してくれたのが巻末の解説を書いた
「我孫子武丸」氏の文章。


正直なところ、この四部作(とりわけ『烏丸』)は

読みやすい小説だとは御世辞にも言えない

頭のいい才気走った若者が「ついて来れるやつだけついてこい」

とばかりに自分の好きなものを説明なしに詰め込んだ、

不親切極まりない作品群だ。

鼻もちならない、と言ってもいい。

二作目以降は群像劇でポンポン視点が替わる上に、

主人公だとか敵味方だとかも渾然としていて、

注意していないと誰が誰だか分からなくなる。

こっちが年を取って、頭が働かなくなっているのかな、と言う

疑念を抱いたりもするので余計に腹が立つ。

そもそも「新本格」以降、京大や各大学のミステリ研から登場した

ようなマニア上がりの作家たちは往々にして、

マニアックであるがゆえにある種内輪受け的作風が多かったのは確かだ。(中略)

しかし「ルヴォワール」シリーズにちりばめられたお遊び、

一瞬意味が分からないセリフの数々の元ネタはミステリと限らない。

どうやらマンガ__とりわけ麻雀マンガなどからの引用、

インスパイアが多いようなのだが、麻雀なんか三十年前でももはや

下火だったのに、ミステリファンのどれぐらいが『凌ぎの哲』

(阿佐田哲也原作の漫画。『権々会』の元ネタ)

なんか知っていると思っているのか、

全く理解に苦しむ


言いたいことを端的に表現してくださりありがとうございます!笑
一定の年齢層が読むと似た様な感想を持つことに
ひじょ~~~~~~に安心しました!!!!!!!笑



参考文献↓

麻雀放浪記 凌ぎの哲 (1) (近代麻雀コミックス)
麻雀放浪記 凌ぎの哲 (1) (近代麻雀コミックス)
竹書房
2013-07-12
Kindle本

ああ、『麻雀放浪記』のことかあ…
『凌ぎの哲』って書かれてもわからんわ。
真田広之で映画化してましたよね?←一定の年齢にしかわからないネタ