Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

ベルサイユのばら大事典 池田理代子

ベルサイユのばら大事典 ベルばら連載開始30周年記念 (愛蔵版コミックス)
ベルサイユのばら大事典 ベルばら連載開始30周年記念 (愛蔵版コミックス)
集英社

図書館に行きましたならば、新刊本の棚にこの本が「ど~~ん」と置いてあり、
「お~~~~~~~~」と「これは私をまさしく呼んでいる!!」と
速攻で借りました!
2002年初版。借りた本は2011年の物でした。
しかも「寄贈」の判が…汗
ファンが買うであろうこの本を寄贈…なぜ?なぜ?
一回買ったら手放さないであろうバイブルをなぜ?
もしかして親が家族が勝手に売ったとか?そんなことを考えてしまいました。
どのような過程で図書館に来ることになったかは不明ですが
ありがたく拝読させていただきました。


自分もベルばらのマンガを4巻まで集めてました。
5巻以降はなんとなくどうしても買う気にならなかった(お金も無かった)のですが
よくよく考えると明るく華やかな雰囲気はここらまでで後は一気に
フランス革命に突入していくので子ども心の勘と言うか本能で
買わなかったのかもしれない。
続巻以降は本屋でしっかり立ち読み&従姉が10巻全部持っていたので
おばあちゃんの家に行くというよりもマンガを読みに行っていたというのが実状。
10巻全部そろっていたのが本当にうらやましかったな~~~~


アニメのベルばら(=「アニばら」と言うそうです。本書で知りました)
も見てました。
OPの『バラは美しく散る』はヒトカラでも良く歌います!
ロザリーの声優が「吉田リホコ」さんなのがどうしても違和感大!でした。
もっと柔らかいイメージだったし…(オスカルの春風なんだから)
アニメはなんか「明日のジョー」みたいな絵だなあ…とも。
あれはあれで原作で書かれていなかった細部の描写がより作品に
深みを増して良かったですけど。
あの革命のあたりで唐突に出てくる
「おじさんのアコーディオンの弾き語り(?)」は謎でしたが、
本作でも取り上げられてました。笑


うんうん、読んでいて懐かしさ満載!!!
というわけで、やっぱり自分だったらこの本を「寄贈」することは
無いと思うんですよね…
「ベルばら」は一回でも最後まで読んでいたら
女性なら嫌いな人はいないと思うのですが…