Always with a smile!

読書感想を模した毒満載の日記。
普段は西郷どん=夫 に連れられた「犬」
ですが、気に入らないことがあると
一瞬にして「ケルべロス」に変身します。
特に「不倫&W不倫」ネタはケルべロスの
格好の餌食なので該当される方はご注意を。

天山の巫女ソニン 江南外伝海竜の子 菅野雪虫著

天山の巫女ソニン 江南外伝 海竜の子
天山の巫女ソニン 江南外伝 海竜の子
講談社

他国王子の生い立ちをメインに構成された一冊。
妾の子として存在を隠されて伸び伸びと育っていたのに、
あることで知られたくない正妻の王妃にばれたことによって
運命は暗転…
「王子」とは名ばかりの良いように扱われる奴隷並みの生活…
そこに父王の「情け」も無く…
彼の心が段々と「閉じていく」描写に「…」。
こうやって悲壮&悲観そして復讐しかなかった彼の
暗い心の闇をソニンと出会うことによって明るく人間らしさを
取り戻していく布石として仕込んでいたんだなあ…
ソニンも一旦は天山で巫女として人間としてあるべき感情や欲を
捨て去ったものの下山して徐々にその感覚を取り戻していくのですが
この話って「人間として心の再生」の話でもあるのだな、と。


そう言う意味では人と人の出会いって本当に大切。
小学生の子どもがこの本を読んでそのことに何人が気付くのだろう?