水族館哲学 中村元
- 水族館哲学 人生が変わる30館 (文春文庫)
- 文藝春秋
- 2017-07-06
- 本
11月に読んでいたこれ↓
- 水族館ガール (実業之日本社文庫)
- 実業之日本社
- 2014-06-05
- 本
の作者が参考文献としてこの人の名前を挙げていたので借りてみた。
水族館プロデューサーなる仕事がこの世に存在しているそうです。まあ、言ったもん勝ち!と言う気もしますが。今時の日本。
一昔の水族館は水槽に魚が適当にいる位で正直見ても面白くなく、
せいぜい学校から見学に来て一通り見て終了!
もしくは家族連れがきて「わ~きれいなおさかなさん!」「良かったね」で
これまた情操教育的な役割で大人だけが単独で来ようとは思わないレベルでした。
これが徐々に大水槽、イルカショー、ペンギン行進そしてこれまた
似たり寄ったりの海月(くらげ)展示とどこかが目新しい事をすれば
真似る…傾向にある気がしないでもないですが、それでも前よりは
かなり展示方法が変わり「より自然な形で生き物を展示する」方向に
なっていると思います。
スキューバーダイビングが出来なくても、大水槽の前にたたずめば
そこはもう海中…
というわけで、しばし時間を忘れ、モヤモヤも忘れ去って癒やしの場に
変わりつつあるらしい。
本書に最初に掲載されている『サンシャイン水族館』。
都会のど真ん中どころか高層ビルの屋上にあるのだとか。
「天空のアシカ」と言うシンボルもあるかと思えば、
「天空のペンギン」なる展示もあるらしく、
野生本来のペンギンの生態が見れるように工夫されているらしく
2000円ちょいでかなり自然を満喫できるような説明。
東京に行くことがあれば行ってみたいな~~~~~~
他にも地方は地方なりの見せ方の工夫を凝らして「オンリーワン」の
水族館を目指して頑張っているようで、今度他県に旅行行くときは
水族館もコースに入れれたらいいな。
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