Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

ダイナマイト・キッドなんか大嫌い 山本甲士

ダイナマイト・キッドなんか大嫌い (中公文庫)
ダイナマイト・キッドなんか大嫌い (中公文庫)
中央公論新社
2014-04-23

内容(「BOOK」データベースより)

体を鍛えることが趣味の中年オヤジと、ふくよかな女警官の凸凹コンビが、いやいやながらも手を組んだ。頭脳ならぬ筋肉で迷宮入りしそうな事件に挑む。推理を楽しみながら、筋トレ理論にも詳しくなれてまさに一石二鳥!?読めばムキムキ、痛快ユーモアミステリー。



筋トレ理論が本文の大半を占め「はい、はい。お腹いっぱい!」って感じで
読み飛ばしました。
この作者の本、まだ4冊ほど借りてきて未読で積んでいるんですが、
そろそろ全部未読返却した方が精神衛生上よろしいかな?と言う感じ。


因みにこの本に「茶色のデミオ」が登場します。
更に『迷わず働け』で出てきた『屋上や土手の斜面を緑化する事業』
が再度出てきたり(ある意味、特殊な仕事内容ですよね)
本作でほとんどのページ数を占めていた「筋トレ理論」も
『ひかりの魔女』でバアサンとその弟子の会話で
そこそこページを割いて出てきたし。
というか、短編だった『かみがかり』『ひろいもの』にも
身体を鍛える!(=人は変わる)と言う内容で散々出て来てたしなあ…
もういいかあ…新たに得るものはなさそうだし…


で、これまた言いがかりに近い感想を書きますけど、
p332「ランクルの代車にパジェロ」って…
代車のメンテ代の方がかかる気がするのですが…
巻末に「この作品は平成25年5月から同年12月まで連載…」とありますが、
この頃はすでに「リコール隠し」で有名になってますし、
個人的に車を買う候補として「三菱」は絶対にないなあ…
など、ホント感想らしい感想を持つことの無い一冊と言うか
もうこの人の本を読むだけ時間の無駄?


※ご近所でパジェロ→ランクルプラドに買い換えたご家庭があります。
奥さんに聞いたら「いや、もう無理でしょ。これ以上三菱に乗る
勇気はない」と仰いました。(その後ずっとランクル一筋)
車選びに「勇気」がいる時代になりました。


しかしランクルはまだしもパジェロだよ。ホンマ「バブル臭」抜けんやっちゃな!怒