フランス流品格の磨き方
パリのマダムたちの個性的なファッション、住居、ライフスタイルと素敵な場面がちりばめられている反面それならマナーの部分をもう少しカットして「生のパリのマダム」たちの
スナップをもっとたくさん載せて欲しかったな、というのが正直な感想。
素敵な肩書のマダムばかりなので「無職」とか「主婦」みたいな「普通の人」っていないのかな?と。
ただどの方も年齢問わず全員「姿勢が素晴らしい!」のが共通事項。
骨盤が立っている!
体幹がシッカリしている。
骨格がシッカリしている。
ぽちゃぽちゃ・ゆるゆる体型が居ないのはフランス人共通なの?それともそういう人ばかりセレクトしているの?というのが気になる!!!!!!
まあ生き方の思考が姿勢と体型にしっかり反映されているのでしょう。
冒頭にしっかりとこの本のエキスがまとめられています
マナーや所作の本質はテクニックではなく、心にあります。
中でも一番大切なマナーは「自分自身を大切にすること」。
ぜひお手本にしたいのがフランスのマダムたちです。
余計な力が抜けていて、品があるのにチャーミング。
「人生は自分のもの。だから自分らしく楽しもう」がモットーです。
ファッションも年齢に縛られず、ハート柄や蛍光色など好きなものを自由に楽しみます。
グレイヘアのカップルが手を繋いで街中を歩く姿もよくある光景。
まるで付き合いたての様にお互いから相手を愛おしむオーラがあふれていて、見ているこちらが幸せになるくらいです。
フランス女性のエレガンスさを象徴する考え方に
「視界に映るものはすべて自分に影響する」というものがあります。
部屋の窓から見える景色さえもこだわりを持って、
人と時間を共にする時は、相手にとって
自分がよき景色でいられるようにと心配りをします。
その心配りが自然と言動や行動に品性として宿り、
「素敵だな」と言われる自分になれるのです。
フランス人に対して最近の日本人に「相手に対する気配り」って感じられますか?
自己中・我儘・傲慢・自分さえよければいいという風潮になっている気がします。
因みに
フランスでは部屋の窓を汚くしていると向かいのお家からクレームが入ることがあるそうです。それはフランスの人たちには「目に入ってくるものが、自分の心に影響して心身の豊かさを決める」という考え方があるから。それは人間関係でも同じ事。
はい!お掃除に取り掛かってくださいね!!!!笑
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