Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

理系思考入門 高橋洋一

理系思考入門
理系思考入門
PHP研究所

2022年発行
過去に出版した3冊の本を収録・編集したと最後に記載あり
よって、


先に書いたこちら

の方がコンパクトにまとまっていて読みやすい


しつこいけれど財務省が言うところの「増税案」はひたすら官僚の「天下り先」に
必要な原資の確保のため
「日本は借金大国」の言葉は「負債額」だけを言っていて「資産もバッチリある」と言う言葉を省略している
「収支はトントンで健全な運営」と言う事実は経済を理解していないマスコミが
書けないだけのこと(財務省にとって都合のいい事しか言わないので書けない。
もしくは本当に無知な人ばかりが「なんちゃって記者」をしている)


ただ、最近増税メガネが口にしたトンデモ発言の根底にありそうな思想として、
p156~

マイナンバーを普及させて資産所得を正しく捕捉せよ


日本の場合、マイナンバーを普及させて金融資産を把握できるようになれば、金融所得が明確になり、総合課税ができる様になります。

消費税を増税しなくても、脱税を正しく捕捉すれば税収はぐんと増えます。




p159

社会保険料の未納者からの徴収を強化せよ


税金以上に徴収逃れが多いのは、社会保険料です。

社会保険料を徴収できないから、年金財源、医療財源が足りなくなっています。

消費税を増税して不足している社会保障財源に充てるのは筋違いです。

社会保険料を支払っていないケースとしては、大きく二つあります。

一つは、自営業者など個人が国民年金の保険料を納めていないケースです。

もうひとつは、会社が従業員からの社会保険料を天引きしているのに、それを国に納めていないケースです。


↑これが「消えた年金」問題と言われた事です(今は改善されているのでしょうか?)


もっと「税の使い道」を国民が知ろうとしようとしないとだめですよね
まあ今後「増税地獄」=「呼吸をするだけで税がかかる」レベルになりそうな半面、
「裏金犯罪者」であるにも関わらず「不起訴」と言う結果は到底受け入れられない
多分、警察庁も国税庁も突き詰めれば上にいる官僚が「これ以上、大ごとにすると自分の天下り先が無くなる…」ぐらいに考えて「手打ち」折半なのでしょうね