サイバーセキュリティ読本 一田和樹
- サイバーセキュリティ読本
- 原書房
- 本
昨日アップした本が2021年でこちらが2013年発行
内容はあまり違いがないと思う (;^_^A
むしろ昨日の本は密林では評価が高かったのに対してこちらは低め
個人的にはこちらの方が一般人向けの内容だと思うのだが…(^▽^;)
ただ「小説風」にして話を進めているのだけれど、
その「小説」のレベルが低くて…(^▽^;)
寒すぎるおやじギャグと言うか一昔前に流行った「お仕事系」ドラマの脚本と言うか…
まあ、一昔なのは事実なのですが…
セキュリティに関してはいくら気を付けていても共有している場合は、
意識が低い人が一人でもいると全滅…と言う (^▽^;)
我が家だと夫が超低い…と言うより持っていないレベルなので毎度トラブルが起こると
私が処理する羽目になるという…(;^_^A
この「処理を自分でしたことが一回でもある人」なら「次は気を付けよう!」ってなるのだと思うのだけれど会社だったら「システム課の仕事だろ」的に「お前がメールを開いたのが
問題なんだろ!!!"(-""-)"」と言う事実が伝わらないままに終わってしまってまたもや意識低いヤツが開いて…の繰り返し… (ノД`)・゜・。
さて、2013年の段階でここまで危惧されていたようですが果たして10年経って改善されたのでしょうか?的な記述を抜粋します
長くなりますが今一度「スマホ」とか設定を見直す機会だと思ってくだされば幸いです
というか「スマホ」って結局私たちの生活を便利にする道具ではなく、個人情報をひたすら盗み取る道具だったのですね、と言うことがよくわかりました!!!
p84
「アプリってインストールする前に、これこれの操作を許可しますって言ってくるじゃん。ちゃんと見たことないけど、あれを確認しておかしいと思ったら許可しなければいいのかな?」
「それは無理でしょう。戒名のお布施と同じでアンタッチャブルなんです。正直あの確認が何のためにあるのかわかりません。だって、個人情報情報へアクセスしない便利なアプリなんてありませんよ。あの確認は開発者や電話メーカーが言い訳するためにあるんです。問題が起きたとき、そもそもあなたがご自分で許可したことでしょって言えるようにです。何の意味もありません」
(太字原文のまま)
p85
もともとソーシャルネットワークって、個人情報が露出してしまうものですけど、それが携帯と組み合わさると最強です。勝手にどんどん個人情報は拡散されていきます。ソーシャルネットワークというのは、自分の個人情報や知り合いの個人情報を晒し合うというのが基本的な目的というのが私の理解です」
(太字原文のまま)
p97
アメリカのレイセオンという兵器会社はTwitterやFacebook、ブログなどのネットに公開されてる情報集めて、特定の人の行動パターンを解析し将来の行動予測するシステムを作ったそうです。アメリカ政府やFBIが使うらしいです。
(太字原文のまま)
p121
「そもそもソーシャルネットワークってなんのためにやるんだ?」
「きれいな言葉を使うと、人とつながるためですかね。そもそも友達というのは、信頼に基づくリスキーな関係なんです。本来秘匿すべき多くのことを共有しますからね。それをそのままネットに持ってきて、安全に運用できるはずがありません。リアルなら、見知らぬ人に話しかけられても無視する人は多いですが、ネットでは反応する人の方が多い。Twitterのリプライ、Facebook内のコメントなんかそうですよね。この時点でガードが甘すぎます。そこからなおしていかないとダメでしょう」(中略)
「ソーシャルネットワークは、自分の個人情報を無料で差し出す代わりに、友達と称する実体のない関係を手に入れる空間だと思っています。それがわかった上でやるならいいんじゃないでしょうか。(中略)
最後にもう1つつけ加えておくことがあります。それは、ソーシャルネットワークの情報は公開、非公開に関わらず第三者に漏れる可能性があるということです」
(太字原文のまま)
p156
AndroidにはGooglePlayというアプリ配布サービスがありますよね。公式にはそこからしかアプリを入手できないことになっています。ここでアプリを入手すると名前やメールアドレスなどの個人情報がアプリ開発者に送信されます。ものすごく簡単かつ合法的に個人情報が手に入ります」
「なんか話聞いてると守りようがないって気がしてくるんだけど」
「守れないんです」
(太字原文のまま)
私もブログをしている身で書くのもなんですけれど、「アクセス数が増えた!」「niceもらった」とバカみたいに喜んでいるとその数の分だけ個人情報が駄々洩れてしている、って
考えないといけないんですよねええええええええ (/ω\)
もっと言えば某ムラゴ×
高齢者がユーザーに多いせいか「ザル感覚」で利用するのか「ここは親切!」「寄り添ってくれる」と喜びコメントマンセーですがここも「一民間企業」ですよ?
慈善事業でやっているのではないのですよ
自分たちの企業に収益が上がるようにデーター集めをしている、と考えるのは親切をあだで返すと言われるのでしょうか?
↑
前から毒づきたかった事案です \(^o^)/
この作家さん
超ソーシャルネットワーク嫌いなんだな~って良く伝わります \(^o^)/
こういう文章を書く人とお友達になりたい(読みたい)です
キラキラ日常日記(文章)なんてくそくらえ!!!! "(-""-)"
このブログへのコメントはmuragonユーザー限定です。