カラマーゾフの妹 高野史緒
- カラマーゾフの妹 (講談社文庫)
- 講談社
- 2014-08-12
- 本
私的には面白かったと思う一冊。
- カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫)
- 光文社
- 2012-02-10
- Kindle本
↑ 亀山郁夫訳(何度も睡魔が襲った…)の訳者あとがきに書かれていたように
「アリョーシャ(三男)がテロリストになる予定」と言う原作者の
構想のヒントを元に、亀山訳本であまりにも唐突な意味不明な展開が
多々出てきたその「不可解な部分」を補足するかのような構成に
「なるほどなあ…作家が書くとこうなるのか…」と
訳者がいっぱしの作家気取りで書いた↓ これ
- 新カラマーゾフの兄弟 上(上・下2巻)
- 河出書房新社
- 本
とは到底話にならないぐらい説得力があったと思う。
とはいうものの、本作『カラマーゾフの妹』を読むのなら
亀山訳本ぐらいは最低読んでいないと、どの部分を指しているのか
判らないから面白くないと思う。
このブログへのコメントはmuragonユーザー限定です。