Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

セーラー服と黙示録 古野まほろ

セーラー服と黙示録 (角川文庫)
セーラー服と黙示録 (角川文庫)
KADOKAWA/角川書店
2015-09-24

ふざけたパロディ満載の題名だな、と思って借りてしまった本。
あ、出版社は「角川」か。(納得)


冒頭、何この「エヴァぷり…(;′Д`)ノぇー」って感じ。
ゼーレの会議でゲンドウが眼鏡をくいっと押し上げるあの
イメージ…←この表現がお分かりにならない方は読まない方がいい


文章も賢い(ウンチク膨大)のか、ただの逝っちゃってる
中二病重篤患者なのか不明なぐらい「個性的」。←誉めてますよ


二人の人間が書いているかのような「気温差」を感じるので
もし一人で書いているのだとしたら「多重人格」なんですかね?
この作者さん。

↑を信じるなら「馬鹿と天才は紙一重」ってことを
証明しているのかな?




↑やっぱりなかなか「難しい性格」のお方だそう…


昔、何かで芸能人とか作家って突き詰めれば
「オナニーを人に見せてなんぼの商売」って読んだことがあるので
「批評」されることぐらい覚悟の上での出版をしないと
やっていけないと思うのですが…


そういえば『マスカレード・イブ』で

マスカレード・イブ (集英社文庫)
マスカレード・イブ (集英社文庫)
集英社
2014-08-21

父親と娘が共謀して一人の作家として活躍…という
設定がありましたな。何かそれに似た臭いがする。


頭のいい人って
「簡単なことをわざわざ難しい言葉でしか表現できないのかな」
と思ってしまう。
生きていくの、しんどくないですか?
あ、偏差値50程度の「バカ」には言われたくない?
そうですね。人の心配より自分の心配をします。毒