ビストロ青猫謎解きレシピ 魔界編 大谷直紀
- ビストロ青猫謎解きレシピ 魔界編
- 小学館
- Digital Ebook Purchas
正直、題名や表紙からくる印象とかなり内容が違っていた。
ラノベによくある「魔界と言えば京都でしょう!」のノリで安直に京都舞台で
(6話収録の内)一話目が定番の「貴船神社」の丑の刻詣りから始まって
雰囲気を高め(?)、これまたミステリーには猫でしょう!のごとく
居ても居なくてもいい状態で猫登場!(神社系なら狐のモフモフもありがちだが)
そして一時期「異界・魔界に食堂!」のごとくケータリングという設定…
作風はまるで漫画の一話読み切りが意外と人気を博し、連載が決まりましたよ!
のごとく1話目と最終話の雰囲気が全く違う…ケータリングの設定居る?!と
まるで2時間ドラマの推理モンみたいでした。
実際作者が『相棒』とかのノベライズも手掛けているらしく文章が小説というより
脚本のト書きのごとく…という部分もあり「つぎはぎだらけ」の感は否めず。
登場人物が無駄に多いのもこれをドラマ化する時に売れない役者にも役が当たるように…
といった配慮でしょうか?毒
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