ほどよい「居場所」のつくりかた 菅原圭
面白いほどに先日受けた年金講習の講師と同じ事が書いてある
定年(仮に60歳とする)したあと、残りの人生100!の時代
なにもすることが無くただひがなぼ~っと過ごすのは無意味
むしろ積極的に「人とつながりを持つ」様にしなければいけない
講師は「動くこと」と表現していた
散歩は脳の活性化にいいし、サークルに入れば人とのつながりもできる
要は「今更新しい人と繋がるなんて」としり込みせず、ましてや「人に声をかけてもらうのをひたすら待つ」なんて言うのは虫がいい話
私も40代の時に行っていた英会話で70代のお姉さまが「孫の話しかしない人とは付き合わない」とおっしゃっていたのが印象に残っている
そうでなければ70代で英語なんてわざわざ面倒な習い事に手を出さないものね
彼女も旦那様を亡くされて「3年は泣き暮らしていた」とか
けれど5年目あたりから自分で行動するようになったとか
「50代の時に茶道を始めて、それにハマって人と付き合っていたから何とか立ち直った」と
この度、ヨガを始めたけれど心の底にその話があった
ご飯を食べに行ったり旅行に行ったりするような関係は面倒で無理だけれど、それでもその場だけでも挨拶したり軽い会話ができるぐらいのゆるい関係は持ちたい
本書にもあるように「積極的に話しかけてみる」けれど「距離感は間違えないようにする」これは人間関係を良好に保つための秘訣!
(私の場合は必要以上に踏み込まれて辟易して私の方が辞めるなどして関係を断つパターン)
講師は「60代からは5年位のスパンで生活を見直すようにする」と言っていた
体力・経済観念など古いままだと「やりたいこと」ができないから
楽しく、人によりかかることなく自分で考えて生きていく
夫婦ものだろうが、独身だろうが最終一人になるのは同じだから
p170
1人になってからの生き方、暮らし方で、その人の、人間としての本当の力が問われるのではないか、と私は考えている。
p176
「一人をかみしめるたびに強くなっていく」
これは長年、一人暮らしを続けている私の本音、ごまかしようのない実感だ。
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