禅が教えてくれる美しい人をつくる「所作」の基本 枡野俊明
- 禅が教えてくれる 美しい人をつくる「所作」の基本 (幻冬舎文庫)
- 幻冬舎
- Digital Ebook Purchas
ヨガを始めた事や父を亡くしたこともあり「仏教系」に興味を持ち始めました
本書、最初のあたりは「禅」や「仏教的」なことが書いてあり「深い~」と
思って読んでいたのですが後半はよくある「お作法」「マナー本」みたいな感じ
なってしまい少し残念
p6
「威儀即仏法(いぎそくぶつぽう)
作法是宗旨(さほうこれしゅうし)」
という禅の言葉があります。
すべての動作について、礼儀作法にかなった身のこなしをすることがそのまま仏法である。
すなわち、日常生活の立ち居振る舞いそのものを整えることが、そのまま禅の修行であるという意味です。
禅は「行住坐臥(ぎょうじゅうざが)」すべてが修行です。
立っても座っても、寝ていても、歩いても___すなわち、人間の立ち居振る舞いそのものがすべて修行という事です。(中略)
心を整えるために、まず自らの所作を整えることから入るのが禅の修行です。
立ち居振る舞いが整えば、自然と心も整う。
心が穏やかであれば、言葉に優しさや思いやりがにじみ出てくるものです。
逆に、立ち居振る舞いが乱れていると、心も乱れ、自然と言葉遣いも乱れてくる。
これは自然な流れです。
つまり、言葉づかいが攻撃的になったり、身勝手な発言になりやすい。
そういう所作をもって生活していると、長い間に、社会で敵を多く作る原因ともなり、これが進むと、気が付いた時には、社会から孤立してしまった、なんてことにもなりかねないのです。
長く引用しましたが、この「初めに」の部分だけ読めばあとは察しがつくもの
時間のない人は「目次」だけ目を通すとポイントがまとめられています
このブログへのコメントはmuragonユーザー限定です。