Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

腐女子の医者道! さーたり

腐女医の医者道! 私も子どもたちも大きくなりました!編 (コミックエッセイ)
腐女医の医者道! 私も子どもたちも大きくなりました!編 (コミックエッセイ)
KADOKAWA
Digital Ebook Purchas

シリーズ3作目
初めにちょこっと子供の成長具合が載っているが正直他人の子育て日記は興味ない!
医者とか弁護士と言った普段接することのない職業の裏話的なものを全面的に押し出した
タイプの本が読みたいのである


今回は大学入試・研修時・国家試験と言った「へ~そうなんだ~」と思いつつも
旦那さんと知り合った下りが無いのが残念だった(別の大学らしい)


この人の感覚で行くと「医師の国家試験」というものはp106

ここが大変③「合格率9割」のプレッシャー

要するに「超難問正解した!」(正解率3%!どや!)という天才や超優秀な人を求める選抜試験ではなく

膨大な勉強量をやりぬく体力とプレッシャーに打ち勝つ精神力の耐性試験であり

周囲と大幅にずれることなく合わせることが求められる試験なのです

「私、失敗しないので!」みたいな人が選ばれるというか合格するわけでも無いんですね
(;^_^A


法医学の授業では先生(なぜかチンピラ風…(;^_^A  がp92

殺意を持った人って大体腹を刺すんだけど

効率悪いし けっこう生きちゃうんだよね~腹は

俺だったらピーから刺した後 ピーに回してからピーよ 確実に


(いやちがう 前言撤回 どっちかっていうと 暗殺者だ)



というわけで完全犯罪を犯したい人は法医学教室に入ればバッチリ☆


(あっ これ 勧誘ポイントなんだ)



あとERで一緒に実習した救急救命士さんとの会話で
必死になって救命したのに意識が戻ったら
「なんで 助けた…」って言われて新人は落ち込む下りがありました


p101

命を救うことは「正しい」ことなのか

「正しい」ことは「良い事」なのか

そもそも正解はあるのか

「医者になる」覚悟はあるか

技術や知識を得るよりもその後の医者人生を方向づけた実習でした


そういえば10~15年ぐらい前の事
何気に歩いている時にそばにいた男女=女は40前後 男は70前後の二人が
何やら深刻そうに歩いていました
その雰囲気がやっぱりどこか「おかしい」と思うものが漂っていたので何気に
気にしていたらそのうち女がおなかを押さえてうずくまりました
男の方がキョロキョロ電話を探しているようだったので本当に何気に
「救急車、呼びましょうか?」と声をかけました
男が「お願いします」と言うので電話をかけて繋がった時に
「救急車お願いします。お腹が痛そうな女性が居て…」と話しながらその女の方を
見たらなんと!



その女は
自分で自分の腹を包丁で刺してた!!!!!!!




ええ~~~~~~~!!!!!ってなって
そこからは消防の人との会話がめちゃくちゃになり(私の方がパニックになった)
切った後、その路地から大きな道に飛び出して行って救急車にサイレンが鳴る方向に向かって大きく手を振って誘導…というよりもその場にいたくなかった…という経験があります
(;^_^A


男は父親 女は娘
多分、娘の方が何かしら問題を抱えていて父親が心配して付き添っていたところに
女が行動に出た、って感じだったのだと思います
いや、びっくりしたよ~
腹に包丁が刺さっている図って (^_^メ)


救急隊が来たので急いでその場を離脱!!!
這う這うの体で自宅に向かう途中で下校中の次男と遭遇!
「お、お母さんね!! 今、包丁が刺さった人が…」って
必死に次男に訴えて
その後、べそをかきながら次男の服を掴んで帰宅しました (;^_^A
今から考えたら同級生もいる中で泣いている母親を連れて帰る羽目になった次男の
心中を思えば申し訳なかったな、と (ノД`)・゜・。


でも、結構「何か」ある時にそばにいてくれたのが次男で重要な時にいないのが夫!
っていうのがなぜか我が家のお決まりなんですよね (;^_^A
ペットの死に目にほぼ夫は立ち会うことがないんですよ
まあ、いても何の役にも立たないけどね "(-""-)"
号泣している私の肩を抱く、とかそういったこともいまだに一回もしてくれたことがありません!!! "(-""-)" "(-""-)" "(-""-)"
あ、全く違う方向で嫌なことを思い出しちゃった!!! (^_^メ)