Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

小説の言葉尻をとらえてみた 飯間浩明

小説の言葉尻をとらえてみた (光文社新書)
小説の言葉尻をとらえてみた (光文社新書)
光文社
Digital Ebook Purchas

題名からもっと…白状すれば私の様に毒々しく作者のミスを上げ連ねることを
期待して借りたのですが、実際は辞書編纂者が小説に出てくる言葉について
語っているだけの内容でした
小説を読んで「面白い・共感した」と言う全体的な感想だけに着目せず
用語・用法について着目するとは…(;^_^A
なんていうか独特な読書法だなあ…というかなんというか(;^_^A


何気に使っている用法・用語にここまで注目されるとなると
誤字脱字している一般人がブログを書くのをためらう部分がある


取り上げられた作品は
桐島、部活やめるってよ(朝井リョウ)
風が強く吹いている(三浦しをん)
残穢(ざんえ)←この「穢」と言う字、自体がすぐに変換されなかったよ (;^_^A
(小野不由美)
オレたちバブル入行組(池井戸潤)
チッチと子(石田衣良)
桜ほうさら(宮部みゆき)←「ほうさら」って何?と引っ掛かかればこの作者的読み方
横道世之介(吉田修一)
猫を抱いて象と泳ぐ(小川洋子)
マチネの終わりに(平野敬一郎)
俺の妹がこんなに可愛いわけがない(伏見つかさ)
八日目の蝉(角田光代)
阪急電車(有川浩)
グラスホッパー(伊坂幸太郎)
ギケイキ 千年の硫転(町田康)
チョコレートコスモス(恩田陸)


明らかに「読んだ!」と記憶にある本もあれば「読んだような…」と言う
本もある
印象に残る本とそうではない本の違いって一体なんだろうね?