Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

デジタルで読む脳×紙の本で読む脳 メアリアン・ウルフ

デジタルで読む脳 X 紙の本で読む脳 :「深い読み」ができるバイリテラシー脳を育てる
デジタルで読む脳 X 紙の本で読む脳 :「深い読み」ができるバイリテラシー脳を育てる
インターシフト (合同出版)



偶然ですが借りた順番と読んだ順番が違うのですが似たような傾向になりました

読書力 (岩波新書)
読書力 (岩波新書)
岩波書店
Digital Ebook Purchas
ヘンな論文 (角川文庫)
ヘンな論文 (角川文庫)
KADOKAWA
Digital Ebook Purchas


本書を「論文」としてとらえるなら『ヘンな…』で言われるように
1.簡単なことを難しく表現する傾向
2.引用を大量に用いることによるページ数稼ぎ


を実感する


原文自体が下手なのか「アマゾ×」のレビューでも散見されるように「訳があまりにも稚拙」なのか不明なのですが、読みにくい事この上なかった!!!


題名から受ける印象と内容がかなり乖離しているようにも感じられ、
しかも最終結論は「お預け」状態… 


例えるなら今の現代日本において小学校低学年から英語を導入するという問題!
日本語の文法すらままならぬ子ども(幼児)に他文化の英語を教えることによって
どちらも身に付かないのではと言う懸念に似ている


もし家庭内で英語で話す習慣のある家と英語どころか日本語の会話すら成立してない
家庭で育った子供では理解力や読解力に差が出て当然ではなかろうか?
我々大人は幸運にも「きちんとした日本語」や「(最低限の)日本文化」の知識を
持って現在に至っているので他文化と日本文化の「違い」を理解できるが、
基本中の基本が「無い」子供がどうそれを知りえるのだろう?


とまあ、このブログの文章も支離滅裂になるほどに「はっきりとしない文章」を読んだ後では何をどう語ればいいのやら、と言う感じである


まあしいて言えば紙の絵本を親に読んでもらって育った子どもと、
スマホに子守りをしてもらって放置されて育った子供では情緒面で差が出てくるのは
当然だと思うのだけれど