豚のレバーは加熱しろ (電撃文庫)

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今期のアニメ

の原作

ラノベ＋異世界転生者＋not人間　と言うパターン

主人公が「豚」なので見ていてかわいい（声優の松岡さんにかなり助けられていると思う）
と言うのもアニメの1話目のジェスとの会話内容がほぼ原作通りで、なんて言うかすがすがしいほどに「ラノベ」と言うかラノベに慣れていない人が接すると「…」な描写が惜しみなく記されているんですよねえ…(;´･ω･)　　　　まあこんな感じですよ
ｐ26

爽やかな風が心地よい。風はスカートのすそを舞わせて、しっかりとその役目をはたしている。紺色の生地を透過した太陽光と牧草の緑が跳ね返す反射光とが交錯するほのかなきらめきの中で、ちらりと顔をのぞかせる純白の生地は…

設定が「１９歳男子大学生」であり本人自らの自己紹介（？）で、
「彼女いない歴イコール年齢の眼鏡ヒョロガリクソ童貞」だし　(;^_^A

とはいえ、書いている人は１９歳の感覚ではなく大人の分別と言うか善悪が分かっている落ち着いた感性の人、ぽい
そんな印象を受ける（もし20代の人が書いているとしたら若干ｼﾞｼﾞクサい感じ）

ところであとがきを読んで私も思っていた「ジェスたそ」の「たそ」についてググった口！　(≧◇≦)

ｐ170

（今のは全部地の文だ。恥ずかしいから、これ以上勝手に読むようだったらジェスのパンツをかってに見るぞ）

＿＿＿ごめんなさい、どうしても聞こえてきてしまうものですから…だから豚さんも、パンツならいつでも見ていいですよ

（…そういう事じゃない。ウーロンじゃあるまいし、ただの布には興味が無いね）

＿＿＿うーろん？

この個所の「ウーロン」と言う表現だけで「ドラゴンボー×」に出てくる豚って気が付く自分って…(;^_^A
今どきの主たる読者層はこの「ウーロン」にどれだけ反応するのだろう？？
豚繋がり、を作者は意識したのかな？？？
それともオタク界では「常識」なんだろうか？？？　(;^_^A

新人賞受賞作にしてはしっかり続編があるのがなんとも　(^▽^;)
確かに文章も構成もかなりしっかりしていて完成された作品だとは思う
けれどなんとなく自分が新人賞に応募するとしたら起承転結を意識し、その一作だけに全力集中して続編まで書く構想なんて持つ余裕は無いと思うんだけどな

追記
失礼しました
「新人賞」ではなく第26回電撃小説大賞「金賞」受賞作でした
そりゃ、構成等もう迷いなく出来上がった感ありすぎですね