公開法廷 一億人の陪審員 一田和樹
- 公開法廷:一億人の陪審員
- 原書房
- 本
2017年発行
発行年が最近のせいか遅かれ早かれここに書かれたようなことが実際に起こるだろうな、
って感じ
3人の被告が居て選挙権を持つ全国民がネットでジャッジするという設定
もうほとんど「犯人あてゲーム」と言うか「エンタメ」のノリで裁判が進むのですが
日本人は真面目なことにすぐに飽きるからこれぐらい「楽しく・軽く」の要素が
無ければ参加しないだろうな、とも思う
現実でも動画撮影者がすでにアクセス数・閲覧数のためにやらせや自作自演が行われた結果、逮捕者が出ているし
とはいえ「小説」としてはいまいち
自分が犯人として追い詰められていると言った切迫した状況の話ではないため、
画面を通して物事を見ている様な気持ちにさせられるから飽きる
途中放棄
デビュー作の方が出来が良かった作家さん
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