アフター・アベノミクス 軽部謙介
2022年12月20日発行
正直、株も投資もしていなかったのでアベノミクスの恩恵を全く感じることがありませんでした
しいて言えば息子たちの就職がすんなり決まったことぐらい???
アベノミクスが始まった当初、某大手銀行で「臨時ボーナスが出たらしいよ」と
人づてに聞いて「ふ~~~~ん。関係ないね」って思った記憶が
さて、本書
「アベノミクスって一体なんだったのか?」と当時は知りえなかった内部事情を
ドキュメントタッチで紹介
まあ、何回も表記されたのが本人も辞めた後にp86
「安倍政権では比較的金融政策を大切にしてきたが、中盤ぐらいから自分も浜田先生も財政政策が必要だと思うようになった」
金融政策から財政政策に方向転換 ということ
しかしアベノミクスの看板としていったん異次元緩和を始めてしまった日銀は、安倍が関心を抱こうがそうでなかろうが、やるべきことはやらねばならなかった。
政治家が散々口出しして「あとはし~らない」と日銀に丸投げ状態!
それでも自分が政権を手放してもアベノミクスだけには執着したみたいで
キシダに代わっても日銀の人事とか口出した模様
一方、キシダもうっとうしかったのか「もう決めちゃいました」とシレっとかわしている!
(p206)
本書の冒頭文では若手議員中心の勉強会ではp20
「我々が目指すべきは国民の所得拡大だが、この観点からは…(以下略)」
と表記されてその方向を向きつつあったのに完全に目をそらしている模様!(^▽^;)
まあね
なんていうかモリカケ問題、サクラよりも金を見る会などの一連の裏金とか
一般人がやれば「犯罪」レベルの事が国会議員や官僚がやれば「セーフ」と言う
人たちが「どや顔」で「政治をしてますが( ー`дー´)キリッ」と言う国なので
読んだところで「本文ではまるで清廉潔白の人たちのドキュメントの
様ですが、こういった犯罪行為についてはどうお考えですか?」と
突っ込みたい気持ちになりました
こう考えると国葬も本当に税金の無駄使いでしたね
犯罪者の為に国葬って…今考えたら絶対に変!
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