事件の後はカプチーノ クレオ・コイル
- 事件の後はカプチーノ (コクと深みの名推理 2) (ランダムハウス講談社文庫)
- 著者:クレオ・コイル
- 出版社:武田ランダムハウスジャパン
- カテゴリー:本
シリーズ第二弾。
一作目に比べてクレア(主人公、♀、39歳、バツイチ、19歳の娘有)の性格が若干年相応になった気がする。前作はどう考えてもティーンエイジもしくは20代後半のわがまま女その物。
ヒステリーだし。
さて今回も「ひらがな」が多い。小学校で習う感じすらもひらがなの効果は「あんまり賢い人には見えない」かも。これ、何の効果を実際は狙っているのか?原作者が本当に「アホ」で相応の単語を書けないから訳者は忠実に「ひらがな単語」なんだろうか?
例えば「この店の上で暮らすよろこびのひとつです」とか
「ちがうわ」うそだった。
彼の姿をここで見るのはひさしぶりだった。etc.
まあ、柔らかい文体に見えると言えば見えるけど…う~~ん。頭わるそ~の印象はぬぐえない
娘に近寄る男を排除するがごとくまあ実益もかねて婚活サイトに登録するクレア。
犯人は今回わかりました。
似たような展開だから次作を読んでいくと、さてこれはどんな話だったけ?と思うこと受け合い。
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