Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

ハニービターハニー 加藤千恵

ハニー ビター ハニー (集英社文庫)
ハニー ビター ハニー (集英社文庫)
集英社
2013-05-14
Kindle本

この作者の作品は一作目は「斬新!いい!」と好評絶賛!
すると思うのですが続けて読んでいくと段々
「似たり寄ったり…」と飽きてきます。
「え、またこの手の展開…」とうんざり感を伴って。
多分10代20代前半までならこの手の話も「共感」できるのかもしれませんが
おばちゃんには書かれる男どもの責任感の無さと共にヒロインの「ダメンズ好き」
「情に流されやすい」性格にうんざり。
相手の心は自分に「無い」のに、それを100も承知でつき合う。
ただ食事につき合うのだけの軽い付き合いでなく、
肉体関係までもってしても別れないその姿に
「イラっ」とするのですよ。ホントに。
こんなに簡単に人を好きになるものなのか?と世代の違いなのか、
恋愛観の違いなのか不明ですが。
とにかく「つき合っている」(場合によっては同棲までしている)のに
全く届かない自分の想いを持て余しているその姿にモヤモヤ感が…
片想いがそんなに好きなの?
あえて両想いにならない(なれない)人ばかり選んでない?
そんなに幸せになるのがいや?
と、あえて自分が幸せになることを拒否しているようなヒロインたちばかりで
そんな話ばかり延々と書いている加藤さん自身が「不幸体質」?とすら思ってしまう。
もっと明るい恋愛をしましょうよ!!!


自分に娘がいてこの人の話に出てくる女の様にろくでもない男ばかりに
魅かれて付き合って下手すりゃ捨てられて…なんて体質だったら嫌だ。
今の世の中こんなにろくでもない男とすぐに寝てしまう女ばかりなのか?
とげんなりしました。
この人に限らず文庫本の内容が不倫物、略奪物多いもの…汗
そんなに他人の食べ残し、お下がりが好きなんですか?毒