名探偵の大発見 リチャード・バック
- 名探偵の大発見―フェレット物語 (新潮文庫)
- 著者:リチャード バック
- 出版社:新潮社
- カテゴリー:本
すごい、最後の最後まで「頭の中お花畑」ときますか~~
これ、たった一冊ベストセラーがあるから知名度だけはあるけど、名前隠して出版しても誰も買わないと思う。
その理由は今回も重松清さんが解説してくれてますが
『良くも悪くもリチャード・バックらしい不思議な物語もついに本作でひとまずのフィナーレを迎えた。途方に暮れた顔と声になっている人も、きっといるだろうな。
「いやー、まいちゃいましたね」苦笑交じりに僕が感想を口にすると訳者の法村里恵さんはうふふと肩をすくめて笑い返してくれた。(中略)
「確かにストーリー展開はかなり唐突ですよね。省略されているところもたくさんあるので『訳し落としたのでは?』と心配になって原書を確認したことも何度もありました。
でも、原書でもやっぱりその通りなんですよ。』
現役の作家、そして何より訳者までも戸惑わせ困らせた作品。個人的には時間の無駄でしたね。
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