嘘つきは姫君のはじまり 松田志乃ぶ
なんか懐かしいな…中高の頃読んでいたコバルトっぽい↓…と思っていたら
- なんて素敵にジャパネスク (集英社コバルト文庫)
- 集英社
- Digital Ebook Purchas
巻末に
2008年5月 書下ろしの集英社コバルト文庫として刊行された…
とあった
- 平安ロマンティック・ミステリー 嘘つきは姫君のはじまり ひみつの乳姉妹 (集英社コバルト文庫)
- 集英社
- Digital Ebook Purchas
当時の表紙はこんな感じだった模様
となるとやっぱり「中高生向き」だよなあ…このドタバタ具合
コバルトシリーズとしてはそれなりの続巻がある模様なのに対してこちらは…
中途半端なんだよなあ…というかダブルヒロインが悪い方に作用して。
本来「主演女優」に据えるべき役者があまりにも「力不足」の為、
他のわき役が強烈な個性を放ちすぎて完全に埋没している感がどうしても
面白さにブレーキをかけまくっている。
今の時代にこれを復刊させても受け入れてもらうのは難しいかも。
p309
「真実ばかりを声高に叫べばいいというものではありません。
男女の仲も、政治の世界も、嘘と真実を使い分けて、初めてうまく行くのです。
これは私の苦い経験と失敗から得た教訓ですがね、はっはっは…理屈と詭弁は政治家(おとこ)の友」
これはいつの時代でも不変ですね
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