「しつこい怒り」が消えてなくなる本 石原加受子
- 「しつこい怒り」が消えてなくなる本
- 著者:石原加受子
- 出版社:すばる舎
- カテゴリー:本
そもそもこの本を借りたのも一日中「年より」に嫌な目に遭わされたから。
年よりなんか全員死んでしまえ!!!怒 とマジに思った一日。
因みに、「この年よりいい人だな~」と思うような人に出会う確率ってどれぐらいあるんだろう?
むしろ「死ねよ!」って感じの人ばかり蔓延している気がする。
年寄りを大切に!なんて平気で口にできる人って偽善者としか思えなんだけど。
とまあ、関係ないことから書いてしまいましたが毎日「イラっと!」することから解放されることが無い為に「消えてなくなる」とはいかなる方法か?と。
著者によるとまず自分の言いたいことを我慢していしまう人って親子関係から根深い問題があると指摘。親が高圧的に「こうしろ、ああしろ」と命令する関係にあったために自分の意思でどうしたいという意思表示をする機会が失われた為についつい他者に「いい顔」をしてしまう結果、ストレスが蓄積されさらに相手からも軽く見られたり、まあ色々嫌な感情を持たれてしまう…と言ったさらに悪循環のサイクルに巻き込まれるとか。
因みにあまりの理不尽な出来事に遭遇した時頭真っ白!になることがあるのですが
p32
『あまりにも急激に腹が立ちすぎて、身体は怒りで震えていても、言葉にならないどころか硬直したまま動けない。それは心の中が激しい感情でいっぱいになっているとその感情によって他の脳の機能がストップしてしまうからです。』
そっか~私だけじゃなかったんだ~でも、結構その場で切り返している人っていますよね?汗
あれって世に言う「頭の回転が速い」からストップからの状態から即立ち直るってこと?
さて、著者はそのようなストレスを感じやすい人の特徴は
とりわけ他者を基準にして他者の言動によって自分の言動を決定しようとする「他者中心」
の人ほど相手の反応を気にし合うためにお互いに「バカにされた」と解釈しがちです。
これを止めるには
P62
『簡単に言うと「自分中心」になって自分を基準にしたスキルを身に着けることです。
自分を基準にしたスキルと言うのは「自分を守るスキル、愛するスキル」です。
この際相手の事を考える必要はありません。ひたすら「自分の為に」を学びましょう。
P157
「自分中心」の会話に変わるには?
・自分の気持ち、感情に気づく
・自分の「~したい。したくない」と言った欲求に気づく
・自分の「好き嫌い、快不快」と言った感情を基本にする
・相手よりも、自分の意思を優先する
・自分オン気持ちを基準にして「断る。引き受ける」を心から認める
まあ、ぶっちゃけこの本の趣旨を私流に分析すると日本語言語思考で考えるとストレスがたまるのに対してい英語言語思考で考えるのが「自分中心」思考なのでは?
「本当はしたくないけど…でも、断るのも…」ってのが日本語思考。
けれどこれを英語思考にすると、I am sorry but I have no time to do…となる。
すべてこんな感じで
文頭にIが来る思考でいればOK!
ってことで。
「私
が
したかったからしただけの事。さらに追加を要求されてもそれは私
が
すべきことではないので
断ってもよし!」
夫に普段から言いように扱われているとして、なんか「利用されているな」と思うことがあってイライラが溜まっているとして「私
が
お茶を入れてあげたかったから入れただけの事。」と思えばイライラしない。逆に相手
が
お茶を飲みたいと要求するのであれば
自分で入れさせればよい
と考えたらいいかも。
「別に私
は
お茶が飲みたくないから、自分で入れて」と言えばよい。
感謝されることを目的として行動するからむかつくのであって、まず目的が違うってことに気が付かなければ。
ただ、この考えで行くとむかつく年寄りを例にとって、ジジイ運転の車が30キロで走っているとする。後続車としてイライラ走っている立場として「私が抜きたいから、追い抜き禁止であっても抜きました」ってのはOKなんだろうか?(イラっとして抜いてスピードの切符切られた経験あり。汗&涙)
ジジイの立場は「わしがゆっくり走りたいから走っているじゃ。文句言うな」って感じに思える。ただ、ジジイはストレスが無いとは確かに言える。
自分の意思でゆっくり走っているんだから。
ただ後続車は嫌々ゆっくり走らされているという感情はトコトン無視されていんだけどね。
とはいうもの、確かに自分のストレスは無くなる方法(思考)ではあると言える。
常に「私が」「私は」と言う風に考えるように習慣づけたいと思う。
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