Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

カカノムモノ1 浅葉なつ

カカノムモノ(新潮文庫nex)
カカノムモノ(新潮文庫nex)
新潮社
Digital Ebook Purchas

  
題名の意味が全く分からない (;^_^A


神様の御用人 ライトノベル 全11冊セット
神様の御用人 ライトノベル 全11冊セット
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス_

このシリーズで好きになった作家さん
ラノベから思いっきり出世して新潮文庫デビュー \(^o^)/


設定の「先祖となる魚が海の女神の呪いを受けた結果、子孫に降りかかる理不尽な運命」
と言う事を冒頭で読んで「これって…過去にすでに読んだ本???」と自分のブログを
検索するも出てこず
う~~ん
どこかで読んだ設定なんだけどなあ…もやもや…という感じで4篇読む


人の内側で生じた「穢れ」がどんどん大きくなって「大禍津日神」になった状態を
碧(あお)が「加加吞もう(かかのもう)」と引き取る
碧自身呪いのせいで吞まなければ「人から魚になる」と言う呪いのために…


って、気の毒…
先祖の罪を子孫が背負わされる
この理不尽さになんていうか「明るさ」は全くないし、
ただの「穢れ」状態だと魚化は防げないとか…(^▽^;)


一編めだけの読み切り作品が人気があってシリーズになったのかな?と
感じたほどこの一編目の「乾き」はすごかった
あるよね…この状態…みたいな自分にもある「穢れ」だけに…