ゲーテ格言集 高橋健二 編訳
- ゲーテ格言集(新潮文庫)
- 新潮社
- Digital Ebook Purchas
『ペスト』と同じ棚にあったので借りてみた
なんとなくこんな題名を持っている人が居たら「賢そう!」とか
思っちゃいません?!(違)
もし高校生の時にこんな本を電車の中で読んでいる人が居たらきっと
「好き」とか「惚れてまいそう」って感じで見てたかも (*´▽`*)
数あるゲーテの著作から編者が日本人に「刺さる」と思われる格言を
選りすぐっています
特に私的には刺さる言葉の大半が『格言と反省』からでした
p28
人間がほんとうに悪くなると、
人を傷つけて喜ぶ以外に興味を持たなくなる
(格言と反省から)
p44
今日と明日の間には
長い期間が横たわっている。
君がまだ元気なうちに
早く処理することを学べ
(「格言的」から)
p160
多数と言うものよりしゃくにさわるものはない。
なぜなら、多数を構成しているものは、少数の有力な先進者のほかには、
大勢順応のならず者と、同化される弱者と、自分の欲することさえ全然わからないでくっついて来る大衆とであるから。(格言と反省から)
本で一気に読むのではなく日めくりカレンダー的に一日ひとつじっくりと
味わう方が向いていそうです
詩人とは思えないほどピリッと辛口テイスト!! \(^o^)/
このブログへのコメントはmuragonユーザー限定です。