Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

サイバークライム 悪意のファネル 一田和樹

サイバークライム 悪意のファネル
サイバークライム 悪意のファネル
原書房

2013年発行




↑このシリーズの第三弾
とはいえ、前作2巻に比べて個人的には「文章が下手になっている・文に疾走感が無い」
と感じて正直非常に退屈だった
内容的というか時系列的には1巻の前に当たり(エピソード0みたいな感じ)、主人公がなぜこの仕事をするようになったかと言った説明的な位置だった


これを3巻目と知らずに初読みしていたら完全にこれ評価

とはいえ冒頭部分(時系列的に言えば現在)に国会議員と会話している部分があり
p5

紅野木(こうのぎ)太郎衆議員と(中略)腰かけている。

(中略)

1103は紅野木太郎衆議院議員の部屋だ。年配の人間には紅野木太郎と言うより、自民党の紅野木洋平(ようへい)の息子と言った方がピンとくるかもしれない。


筆者がもし実在の某国会議員とこのような表に出せない会話をしていたとしたら、
某国会議員がなぜ現在デジタル相をしているのか現実味を帯びてくる