Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

絶望トレジャー 一田和樹

絶望トレジャー
絶望トレジャー
原書房
Digital Ebook Purchas

2014年発行



↓こちらのシリーズの第4弾に相当


↑この作品で最後に犯人が逃げたので話が続いているのですが、
今回はなんていうかもうストーリーよりも専門的な知識が読むのに必要と言うか
小学生が大学で授業を受けている様な感じでした
しかもヒロイン?死亡するし…(;^_^A
それだったらこの話、これ以上語ることは無いのでは?と危惧したように、
あと一作で完結予定と作者があとがきで語っているにも関わらず未完のまま(;^_^A
「もうこの話はいいんじゃね?」と言う判断が下されたのでしょうか? 


本作の全体的な感想を言えば「日本政府自体が国民を監視したがっている」と言う
事を言いたいのでは?と推測
これが書かれた10年後の今「監視カメラ」と言われたら設置するのに一瞬戸惑う感じ
がしますが「防犯カメラ」と言えば「身を守るため」に必要!と考えて容認しがちです
耳障りのいい言葉で押し進めるのが国のやり方と理解すれば疑いの目も持ちやすいのですが…
まあクラッカーに狙われたら防カメのデーターそのものを書きかえられるので犯人が逃げる可能性も大なのですが



この考えで行くと「マイナカード」を全員が取得・利用してくれたら「一目で行動が理解・分析できる」のでそりゃ推進したいですよね、って感じ
個人情報…特に金の流れが一発でわかるから推進したかった…って国会議員が裏金暴露されたから本末転倒でしたけど ( ̄▽ ̄;)