サイバー社会用語集 一田和樹・江添佳代子
- 新しい世界を生きるためのサイバー社会用語集
- 原書房
- Digital Ebook Purchas
2020年発行
最初にプロローグとして13のクイズがあります
一田氏の本は数冊小説で読んでいたのでそれまで得た知識で回答したところ
6問正解でした
「半分も正解してないじゃん」とか言われそうですがちなみにここで出題された
問題は
p25
これらのクイズはいずれもサイバーやITに関りがあるものの、
通常の用語辞典や、ITニュースには出てこないことばかりである。
では一般のニュースで取り上げられることはあるかと言うと、
それもない。
つまり日本ではほとんど取り上げず、多くの人は知らないままになっている。
2012年に起こった遠隔操作事件
「冤罪」と言う警察の大失態で終焉しましたが、いつ自分の身にいきなり降りかかってきてもおかしくない事件なのですよね
日本のセキュリティ問題の脆弱さが露呈した事件ですが、
10年近くたっても何も変わっていないようです
p83
内閣官房情報セキュリティセンター(NISC)
2014年に成立したサイバーセキュリティ基本法に基づき、
2015年に設置
(中略)
我が国のサイバーセキュリティの中枢となる機関だが、
実働部隊と言うよりは計画、連絡組織である。(中略)
メンバーは関連省庁や民間企業からの出向者が中心で
一定期間で交代する。
官庁からの出向者は総務省が最も多く、半数以上を占めていると言われる。
(中略)
わが国には元々サイバーセキュリティ並びにネット世論操作の専門家は少なく、戦略的あるいは国際的な感覚を持った者はさらに限られる。
(中略)
しかも数年で担当者は変わることになる、つまり何も残らない危惧がある。
さて今年の秋からマイナカードが保険証の代わりになりますが、
トラブルがあっても一体誰が責任を取るのでしょうね?
上記の引用の最後の行なんて「いかにも公務員の仕事っぷり」=頻繁な異動で責任を
取らなくてもいいシステム そのものですもんね
陰謀説の一つになってしまうかもですが、最近の飛行機事故(ニアミス含む)も
その気になれば遠隔操作で計器を狂わせたら簡単に大事故なんて起こせますからね
本書の随所に高度なアメリカ&イスラエル、ロシアの情報操作について書かれていますからね
何も対策を取っていない日本なんてまさに赤子の手をひねるなんてレベルじゃないし
世界はSNSはフェイスブッ×ユーザーが占めていてツイッタ×なんて日本だけが
ユーザーが多いからフェイクに簡単に引っ掛かるようにできているし
あ、これ以上は書くのやめとこ
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