ファミリー・セキュリティ読本 一田和樹
2015年発行
過去に読んだ本の総まとめ
多分この作者さんは2015年ごろにまとめてセキュリティー本をたくさん書いた模様
とはいえ、先のブログで危惧したように
p124
サイバー冤罪は誰にでも起こりうる と言う章を書いてます
2012年、いわゆる「パソコン遠隔操作事件」が起きました。
(中略)
警察が真相にたどり着けないのには理由があります。(中略)
「攻撃者絶対有利」と言うサイバー空間の事情があります。
(中略)
警察がサイバー犯罪に十分な態勢で挑んでいない以上、
ネットに接続されていれば、
いつでもだれでも犯罪者にされてしまう可能性があります。
p129
遠隔操作されていなくても警察もしくは検察が怪しいと思えば、だれかを犯人にすることは難しい事ではありません。
そのために、証拠を改ざんしたり、容疑者を拷問して自白させたりします。
2010年に大阪地方検察庁特別捜査部の元検事と大阪地検元特捜部長、元副部長が証拠であるデジタルデータの改ざんを行って起訴されました。
(大阪地検特捜部主任検事証拠改ざん事件)デジタルデーター証拠の改ざんはやりやすく、巧妙に行われた場合、見抜くことは困難です。
日本の警察は自白を取るために、拷問や家族対策などのあらゆる手段を講じます。
その執念とやり口は想像を超えています。無罪なら罪を認めて自白するはずがないというのは実態を知らないから言えることで、むしろ普通の感覚の人なら自白せざるを得なくなると思った方がよいでしょう。
前述の「パソコン遠隔操作事件」では、無実の人が罪を認めて自白しています。
↑この事件が報道されたとき正直、村木元局長の写真を見て
「こんな普通のおばちゃん=人がよさそう」なおばちゃんが
事件を起こす????と疑問に思った記憶が
なんていうかもっと自分に利益がありそうな犯罪を起こす人って
「顔つき」と言うか「目つき」に出てそうなのにな、って
多分起訴されたときに周囲の方が「絶対に村木さんが事件を起こすなんてありえない!」と
無実に向けて行動しただろうな、って思う
なんていうかやっぱり「人相」って人を判断する時に重要!
あと、発している「気」とかね
これはもうスピの世界にはいっちゃうけど今の政治家の顔を見たら、ね
まあ特捜部は自×党のパー券問題を全員「起訴」できたら面目躍如できたはずですが…
やっぱり忖度というか圧がかかったかな?????
「これぐらいで手打ちにしてくれや」って言っている姿が目に浮かびます
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