Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

ノックス・マシン 法月綸太郎(のりづき りんたろう)

ノックス・マシン 3/4 電子オリジナル版 (角川文庫)
ノックス・マシン 3/4 電子オリジナル版 (角川文庫)
KADOKAWA
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「のりづき」と読むのかあ…と、そこから!?


京大卒のミステリー作家では綾辻行人さんのは高校生ぐらいの時に読みましたが
この方は多分「お初の作家さん」だと思います


「ノックス」繋がりでこの本も紹介されていたのだと思のですが(すでに記憶が…(;^_^A)
短編・中編の4部構成


『ノックスマシン』…ノックスの十戒の5戒目に示される唐突とでもいうべき
「探偵小説には中国人を登場させてはならない」と言う異質な項目をSF的に
解釈している作品
あとがきに作者自身が「本格SF(本格ミステリを主題にしたSFの意)」と
わざわざ書いたのは「ミステリ?かこれ????」と言う疑問を先に
制している気がする (;^_^A


『引き立て役倶楽部の陰謀』
…えっと…(;^_^A
これ「小説」ですか?何か古典ミステリーを読んでいる人向けの「評論」「論文」を
読まされているとしか…(;^_^A


『バベルの牢獄』
…(;^_^A
で?


論理蒸発』 ノックスマシン2
日本語で一応書かれているのだけれど、もうここまで来たらほぼ別次元の言語で
書かれているとしか…と言う事で途中…よりも数ページでギブ!!



小説って一応文系の人が好んで読む傾向にあるものだと思うのですが、本作、小説と言うよりは、
物理もしくは数学の参考書を読まされている気になるのですが(これは4作ともに共通した感想)



知能数が低い人間にとって文字は一応追うことができるけれど、
書いている内容を頭の中で想像・変換することが全くできない!!!!
また、古典ミステリーに精通している人には「面白い」のかもしれないけれど
それ以外の人間は完全に「蚊帳の外」状態ってどうよ?!


書いている本人は楽しいのかもしれないけれど、読む方が全く「面白い」と
感じない作品って…(/ω\)
「ノックスの法則」に則っているかいないかのレベルではなく、
面白くなかったら法則以前の問題では?