Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

傷だらけの逃亡者 モライア・デンスリー

傷だらけの逃亡者 (マグノリアロマンス)
傷だらけの逃亡者 (マグノリアロマンス)
オークラ出版
2015-03-09

これ、相当好き嫌いが分かれる一冊と思う。
私は苦痛でなかなか読めなかった。
と言うのも人物設定があまりにも過去に例がないほど斬新!
と言えば聞こえはいいけど
ヒーローは「基地外」
ヒロインは「淫乱」…


基地外と言うのもカッとなると「相手の首を絞める」性癖
ぐらい自分を押さえることができなるなる。
最後の最後にこのヒーローは『自閉症の一種である「サヴァン症候群」
である』と書き添えられてもね。
読んでいる側にとっては「なんだ?こいつ?」と。
しかも童貞&処女カップル(35歳と30歳)と言うこれまた
斬新極まりないこの手の本にしたら設定。
ヒロインは「24人の男とキスをしたけど、処女」
「経験豊富だけど、処女」とまあ好き勝手な設定。


設定も違和感大だけど、文章も正直下手。
文章が飛ぶ、とでも言いましょうか。
「は?この文のつながりは何?」状態。
「謎めかしている」書き方をするから余計に読者は混乱する。
やっと読み終わった、そんな一冊。