Noblesse Oblige  ~ノブレス・オブリージュ~

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい テサロニケ人への第一の手紙5章16節~18節

神戸マダム・スタイルのエレガンス速習講座 佐藤よし子

エレガンス速修講座
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PHP研究所

う~~んなんといいますか…
昨日の加藤さんの本もそうだったのですが
実は読んでもどう感想を書いたらいいものか…と悩むタイプ。
「神戸マダムスタイル」とありますが
「別にこれだったら神戸とか関係ないのでは?
主婦なら交際費にはケチらず家の中のことは堅実にって普通では…」
そんな感じの「ふ~ん、あっそ」で終わっちゃうんだよねえ…


また京都に行った時にその家の人が奥でごそごそしているな、
と思ったら「ご飯でもどうぞ」と言うエピソードにこの人は
「京都マダムはその人の為になるようにと、先々まで先を読んで
おもてなしをされる」と褒めちぎってますが
それっていわゆる「ぶぶ漬け、召し上がる?」の意味だったのでは?
思うにこの人の帰宅後、この京都マダムは
『「食事を召し上がる?」と聞いたら飛びついてらしたわ。
ほんと、気の利かない…』ぐらい「悪口」言われてるかもよ?
京都の人ってそういったどっちに取ればいいのかわからない
「いけず」するのが上手だもの。
京都人の性格の悪さ、知らないの?お嬢奥様だから?


この人の本で一番「私と絶対に気が合わないだろうな」と
思ったのはここ。
p102
狭いソサエティーでは会話に気を付けます


私が気を付けていることは、どこかでどなたかにお会いして

おしゃべりをする場合、自分の意見をまず言うのではなく

まず相手のお話を伺ってその方の考え方やその場の雰囲気をつかみ

その上で自分の意見を徐々に表現していくということです。

初対面の方に会っていきなり、「私は○○が好きなのです」とか

ストレートに思いを述べるのはあまり賢いやり方ではないと思います。

世の中には他の意見を持った人もいて、先に表明してしまうと

別の意見を持った方の小さな反感を買うことにもなるからです。


私の感想=この女、めっちゃずるがしこい女やな!怒
です。
これが、初対面のこの女に対する私のストレートな意見。笑
要は八方美人でその場その場に応じた自分の意見をコロコロ変えるのが
得策&得意!ってことですよね?
そんな自分の意見をきちんと言えないヤツと付きあいたくないんですけど。
コイツ自身も

このような気遣いをすることを不自由だと感じる人もいるかも知れません。

しかし、ストレートに物を言ってお付き合いがうまくいくことはあまり

無いのです。


と書いている。
なので、私は「ああこいつは本音で喋らん奴だから、今後は距離を取ろう」
と判断するわけで。
自分の気持ちをハッキリ表現できない人とは付き合いたくないから。
と言うより「ああ、おざなりな事しか言えないヤツだな=バカだな」認定を
下して次から喋らないだけ。
それこそこの女が別の事で書いていた「家具のごとく扱う」方式を
取らせていただきます。



所詮、住んでいる世界が違う。それを実感する一冊。
人とは深く付きあわない、表面だけにこやかに相手を立ち入らせず、
こちらも踏み込まないそんな華麗なスルーの方法を自慢話と共に
ぎっしり詰まった素敵な一冊。
と、キレイにまとめてみた。笑


そんな人とは「距離を取りましょう」とワタナベ本には書いてあったな。
どっちを取るかは自分次第。選択は自分の心にある。